独自平均元帳

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。

最近は簿記検定でほとんど出題されない古典的な論点に「独自平均元帳」というものがあります。出題されないのは実務で使われないからですが、念のため押さえておくといいかもしれないと感じたので、この記事では独自平均元帳について解説します。

独自平均元帳の必要性

補助元帳はある勘定の明細を表した帳簿なので、補助元帳の各勘定の残高を集計しても貸借は一致しません。おおもとの勘定の金額と一致します(例えば売掛金元帳の各勘定の残高の合計額は売掛金と一致します。)。

なので、補助元帳だけでは記録の正確性を検証することができません。そこで、補助元帳だけで記録の正確性を検証するための方法として考えられたのが「独自平均元帳」です

独自平均元帳では「総勘定元帳」という勘定を作り、補助元帳の借方に記入するときには同じ金額を総勘定元帳勘定の貸方にも記入します。また、補助元帳の貸方に記入するときには同じ金額を総勘定元帳勘定の借方にも記入します。

こうすることで総勘定元帳と照合しないでも補助元帳試算表を作成して、貸借の一致を確認することができるというわけです。

独自平均元帳が実務で使われない理由

独自平均元帳があることで総勘定元帳と照合しないでも確認することができるのは事実ですが、総勘定元帳と比較すれば確認できるのに、このようなことをする意味はありません

なので、実務でも行われず、簿記検定でも出題されることはほとんどないという状況になっています。もし問題集で独自平均元帳が出てきたらこの記事の内容を意識してみるといいかもしれません。

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