仕訳のルール

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。

企業は日々取引を行っています。そういった取引を帳簿に記入することが簿記です。この帳簿に記入する際に仕訳というものを行います。仕訳にはルールがあって、このルールを勉強することが簿記を勉強することだといえます。仕訳について解説していきます。

仕訳の書き方

仕訳は必ず、借方(左側)と貸方(右側)に分けて書きます。詳しくは後半お伝えします。まずは「仕訳は借方(左側)と貸方(右側)に分けて書く」ということを知っておいてください。

では、なぜこのように帳簿に記入するのでしょうか?それは、すべての取引は必ず2つの面を持っているからです。

これまで、帳簿に記入するグループのおおまかなくくりとして、「資産負債資本収益費用 」について説明してきました。

「すべての取引は必ず2つの面を持っている」という言葉の意味は、「資産・負債・資本・収益・費用」のどれか一つが増減すると、必ずもう一つ何かが増減するということです。

「資産の増加」の場合を考えてみましょう。資産が増加するということは、現金などの財産か売掛金などの権利を手に入れたということです。分かりやすく現金に絞って考えてみます。何の理由もなく現金が増加することはありえません。必ず理由があるはずです。

現金が増加する理由によって次のようなことが起こります。

  • 「借りた」であれば「負債」が増加
  • 「出資した」であれば「資本」が増加
  • 「商品を売ってその代価を手に入れた」のであれば「収益」が増加
  • 「貸していたお金を返してもらった」のであれば、「資産」が減少

このように、「資産・負債・資本・収益・費用」のどれか一つが増減すると、必ずもう一つ何かが増減するのです。そして、「資産・負債・資本・収益・費用」の増減を見極めて帳簿に記入することが簿記なのです。

仕訳のルール

仕訳には次のようなルールがあります。まずはこれをしっかりと身につけなければいけません。

  1. 資産の増加は借方(左側)に記入する
  2. 資産の減少は貸方(右側)に記入する
  3. 負債の増加は貸方(右側)に記入する
  4. 負債の減少は借方(左側)に記入する
  5. 資本の増加は貸方(右側)に記入する
  6. 資本の減少は借方(左側)に記入する
  7. 費用の発生は借方(左側)に記入する
  8. 収益の発生は貸方(右側)に記入する

この8つが取引の8要素といわれるものですが、あと2つ頭に入れておいて欲しいことがあります。

  • 費用の減少は貸方(右側)に記入する
  • 収益の減少は借方(左側)に記入する

この2つは取引の8要素には入っていませんが、ありえない仕訳というわけではありません。特に難しくなるわけではありませんので、身につけておくべきだと思います。

また、借方が左側、貸方が右側ということも今の段階でしっかりと覚えておきましょう。

取引の8要素(10要素!?)の覚え方

取引の8要素(10要素)を楽に覚える方法をご紹介します。上にあげたまま箇条書きで丸暗記するのは効率が悪すぎます。

まずは貸借対照表損益計算書のイメージ図を見て下さい。

貸借対照表と損益計算書

この図に書かれているそれぞれの側が増加する側だと覚えるのです。これが一番楽で応用もききます。

借方に書かれているのは資産・費用です。よって、資産・費用が増加するときには借方に記入するとなります。また、貸方に書かれているのは負債・資本・収益です。よって、負債・資本・収益が増加するときには貸方に記入するとなります。

ちなみに、減少は、全てこれらの逆です。

このような形で身につけてしまいましょう。あと、このイメージ図も重要なので、セットで身につけておきましょう。

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“仕訳のルール” への2件のフィードバック

  1. ロッソ より:

    こんにちは!
    いつもありがとうございます。
    今まで貸借対照表と損益計算表に
    書く項目があやふやだったのですが、
    今回、仕訳をどの勘定科目にグループわけ
    するか!ということを意識することで解決
    できそうです。
    やっぱり丸暗記は駄目ですね~
    これからもよろしくお願いいたします。

    • dokuboki より:

      コメントありがとうございます。お役に立つことができたようで嬉しいです。

      丸暗記は最もやってはいけない勉強法だと思います。丸暗記をやめると簿記の実力はどんどん上がります。そういうスタンスで簿記の勉強をされるとよろしいかと思います。

      簿記の学習がんばってください。応援しています。

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