帳簿への赤字記入について

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。検定試験では赤字での記入は行いませんが、実際の補助簿などでは赤字記入する場合があります。この記事では帳簿への赤字記入についてお伝えします。

赤字記入の2つのパターン

赤字記入するケースには次の2つのパターンがあります。

  • マイナスを意味するけれどマイナスの取引を書く欄がない場合
  • 当期純利益と当期純損失

マイナスを意味するけれどマイナスの取引を書く欄がない場合

これは補助簿における赤字記入で見られるパターンです。「仕入帳における仕入戻し」「売上帳における売上戻り」など、本来であればマイナスになるような取引が発生することがありますが、補助簿にその欄がない場合、赤字で記入することで目立たせます

また、商品有高帳のように、たとえ記入する場所がある補助簿でも「仕入戻し」と「払出し」は同じ「商品の減少」であっても取引の意味が全く違う場合、やはり赤字で記入することもあります。

当期純利益と当期純損失

当期純利益と当期純損失は正式には赤字で書かなければなりません(金額も赤字です。)。

この赤字の意味は先ほどのように「マイナスを意味する」という意味はありません。ただ目立たせているだけです。

確かに損益計算書における当期純利益や当期純損失は重要な情報なので、目立たせるという気持ちは分からなくもありません。ですが、そこが重要なのは損益計算書を見る人も分かっているので、わざわざ目立たせなくても必ず見ます。

そう考えると「当期純利益を赤字で書く意味がない」ということになってきます。この慣習は徐々になくなっていくと思っています。

ちなみに日商簿記検定では赤字での記入はありえないので、問題文の指示に従うことが大切です。

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