決算振替仕訳は英米式と大陸式のどちらがいいのか

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。決算振替仕訳には英米式と大陸式があります。簿記3級で学習する繰越試算表を作るのが英米式で、簿記2級で学習する残高勘定を使うのが大陸式です。この記事では英米式と大陸式について解説します。

英米式と大陸式

決算振替仕訳には英米式と大陸式がありますが、そもそも疑問が発生します。それは「なぜ二つとも学習するのか」です。

英米式とは文字通り、イギリスとアメリカの方式で、イギリスやアメリカでは英米式しか使いません。逆に大陸式とはヨーロッパ大陸、つまりヨーロッパの方式で、ヨーロッパでは大陸式しか使いません。

つまり、イギリスもアメリカもヨーロッパも1つしか決算振替仕訳はないのです。ではなぜ日本ではどちらも学習するのか。それがそもそもの疑問というわけです。

2つとも学習するデメリットとして、すぐに浮かぶのはやはり「負担が大きくなる」だと思います。確かにどちらかでいいのなら、どちらかだけ学習すればいいという考え方にも一理あります。

ですがメリットもあります。メリットは「実際に2つあるのは事実だから、2つ学ぶことは無駄ではない」といったところでしょうか。

2つとも学習してもそれほど負担にはならないと感じるので、2つとも学習するのはありだと思います(現在では大陸式の決算振替仕訳は日商簿記検定の試験範囲からは外れていますが…)。

大陸式と英米式はどちらがいいのか

もし大陸式と英米式のどちらかだけを学習することになったらどちらがいいのかと言われれば大陸式だと思います。理由は次の2つです。

  • 仕訳をきちんと切っているから
  • 「資産・負債・純資産」と「収益・費用」で処理方法が同じだから

英米式が楽そうに見えますが、繰越試算表を作成する手間と勘定を締め切る手間はそれほど変わりません。大陸式と大差ないと言えそうです。

手間を省くためには…

手間を省きたいのであれば「精算表」を正規の手続きとしてしまうのがよい方法だと思います。そうすれば「次期繰越」と「精算表の貸借対照表の金額」の一致を確認すれば「資産・負債・純資産」を安心して繰り越せるので、「繰越試算表」を作る必要がなくなるからです。

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