簿記の目的

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。簿記は何のために簿記を行うのでしょうか。まずはこの点について理解を深めましょう。

簿記の目的は『企業の財政状態と経営成績を明らかにすること』

簿記の目的は『企業の財政状態と経営成績を明らかにすること』です。簿記は、企業の立場で経営活動を記録し、報告書を作成します。

企業では、毎日たくさんの経営活動が行われています。商品の仕入れや販売、給料や家賃の支払いなどです。これらの経営活動を簿記のルールに従って記録することで、財政状態と経営成績を明らかにするのです。

ちなみに、財政状態を表す報告書を貸借対照表 、経営成績を表す報告書を損益計算書 といいます。

企業とは、かなり広い範囲をさす言葉

では、企業とは何でしょうか。一般的には一部上場企業のように大きな会社のことをいうように考えられていますが、本当は企業という言葉は個人事業も含みます

ちなみに簿記3級では、この個人事業が守備範囲です。

簿記の種類は結構多い!?

一口に簿記といっても、実はたくさんの種類があります。商業簿記、工業簿記、農業簿記、銀行簿記、建設業簿記…思いつくだけでもこれだけあります。

この中で、日商簿記の守備範囲が「商業簿記」と「工業簿記」です。

商業簿記と工業簿記以外はかなり特殊な部類に入るので、簿記といえば商業簿記と工業簿記の2つと考えて問題ありません(商業簿記・工業簿記以外の簿記については商業簿記・工業簿記以外の簿記で詳しくお伝えしています)。

ちなみに、工業簿記は簿記3級では出てきません。2級以降で学習していきます。表でまとめると次のようになります。

商業簿記 工業簿記
個人事業 3級 2級から
株式会社など 2級から 2級から

商業簿記は、商品を仕入れて売るという形で商売を行っている企業が行います。工業簿記は、材料を仕入れてそれを工場で加工して販売を行っている企業(製造業)が行います。

財政状態は、決算日の財産の状態

財政状態とは、会計期間の最終日(決算日)の財産の状態です。企業にとって財産の状態は極めて重要です。財産の価値はきちんとあるのか、借金が多すぎないかなど、企業が健全な状態かどうかを表すからです。

正確に財政状態を表すことが簿記の重要な目的一つです。

経営成績は、会計期間の損益

経営成績とは、会計期間全体で得られた利益、または損失のことです。企業は利益を最大化することを目的に事業を行っています。そして、それが成功したのか、それとも失敗だったのかを表すのがこの経営成績です。

正確に表さなければ、成功か失敗か分かりません。正確な経営成績を表すことも簿記の重要な目的の一つです。

会計期間は経営成績を表している期間

経営成績とは、一言で言えば、「いくら儲かったか」です。個人でいう「年収」のようなものです。年収というものを表すためには必ず期間が必要です。「○日から○日までの1年での収入」が年収だからです。

企業もそれと同じで、期間がなければ経営成績を表すことができません。財政状態は期間がなくても表すことができますが、毎日更新するのは手間がかかりすぎるため期間の最後だけ表します。会計期間とは、このような期間のことを言います。

会計期間は1年ですが、個人事業では普通は1月1日から12月31日までです。ちなみに簿記2級以降で勉強する株式会社などでは、4月1日から3月31日までが多いです。

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