減価償却費の計算(生産高比例法)

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では生産高比例法による減価償却費の計算について解説します。

減価償却費(生産高比例法)

生産高比例法による場合でも、減価償却の考え方そのものは定額法定率法と同じです。違うのは計算式になります。

生産高比例法は使った分に比例して減価償却費を計算する方式です。全体でどれだけ使えるのか(総使用量)と当期にどれだけ使ったか(当期使用量)と残存価額が分かっていれば減価償却費を計算することができます。

逆に言えば、生産高比例法は総使用量と当期使用量がある程度正確に計算できなければ使えません。建物や備品は使用量などがないので使うことはできなくなります。

使えるのは総走行距離(およそ100,000km)と当期走行距離といった形できちんと使用量が求められる車両などに限られます。

生産高比例法の計算式

生産高比例法は要償却額(取得原価-残存価額)を総使用量で割り、当期消費量をかけることで計算できます。よって計算式は、減価償却費=(取得原価-残存価額)÷総使用量×当期消費量となります。

次のように計算式が何を意味しているのかを一つずつ理解しながら身につけることが重要です。

  1. 取得原価-残存価額=要償却額(合計で償却しなければならない金額)
  2. 要償却額÷総使用量=使用量1単位あたりの減価償却費(総使用量の単位がkmであれば、1kmあたりの減価償却費)
  3. 1単位あたりの減価償却費×当期消費量=当期の減価償却費(当期使用量あたりの減価償却費)

式を暗記しようとするのではありません。式の意味をきちんと理解して自力でこの式を立てられるようにするという意識を持つことが重要です。

減価償却費の計算(生産高比例法)

減価償却費を求めるのに必要な数字

生産高比例法による減価償却費の公式は年間の減価償却費=(取得原価-残存価額)÷総使用量×当期消費量です。この公式を使って年間の減価償却費を求めるためには、次の4つが分かっていなければいけません。

  • 取得原価
  • 残存価額
  • 総使用量
  • 当期消費量

この4つを問題文からきちんと読み取ることがポイントになります。

生産高比例法による固定資産の減価償却費の計算

取得原価500,000円の車両を生産高比例法(耐用年数5年、残存価額は取得原価の10%、総走行距離100,000km、当期走行距離22,000km)で減価償却費を計算してみましょう。

まず、取得原価、残存価額、総使用量、当期消費量の4つを読み取ります。

  • 取得原価:500,000円
  • 残存価額:500,000円×10%=50,000円
  • 総使用量:100,000km
  • 当期使用量:22,000km

この数値を使って減価償却費を計算します。公式を使うと、「(500,000円-500,000円×10%)÷100,000km×22,000km=99,000円」となります。次のように公式を暗記するのではなく、一つ一つ自分が何を求めているのかを理解して計算練習をすることが重要です。

  1. (500,000円-500,000円×10%)=450,000円と計算することで要償却額が求める
  2. 450,000円÷100,000km=4.5円と計算することで1kmあたりの減価償却費が求まる
  3. 4.5円×22,000km=99,000円と計算することで当期の減価償却費が求まる

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“減価償却費の計算(生産高比例法)” への6件のフィードバック

  1. rrr より:

    ■受取手形、支払手形

    今月から3級の勉強を始め、順調でしたが、支払手形や受取手形(為替手形、約束手形、裏書)で、躓いています。
    何故か初めはスラスラと解けたのですが、何度も復習しているうちに混乱してしまうようになりました。理解するまでするのか、とりあえず次の単元へ進みながら、復習としてするのか・・・アドバイスお願いします。
    またこのペースで、来月の試験2級取得は無理でしょうか・・?

    • dokuboki より:

      コメントありがとうございます。

      とりあえず次の単元へ進みながら、復習としてする方がいいのではないでしょうか。復習する段階で分かることもあります。特に為替手形は簿記3級ではかなり難しい部類に入る論点です。一筋縄には行かないところでもあるので、復習を繰り返しながらじっくりいく方をおすすめします。

      このペースで来月の簿記2級は厳しいと思います。とりあえず来月の試験では簿記3級をしっかりと取得し、次の6月で2級を取りに行く方が現実的だと思います。

      • rrr より:

        ■遅くなりましたが・・

        お返事ありがとうございます。
        先に進みつつ復習して行きたいと思います
        そして、先に3級が確実に合格出来る様、これからも参考にさせていただきます!
        ありがとうございました。

  2. 今井泰文 より:

    2級の内容ですね。
    今まさに勉強しているところです。

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