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簿記検定合格のために勉強計画を立てるときの4つのポイント

簿記の勉強をしていく上で、計画を立てることが欠かせません。計画を立ててこそ、計画的に簿記の実力をつけることができ、簿記検定にも合格することができます。

ちなみに、この記事を書いている私は日商簿記に合格するための通信講座を2012年から運営し、これまでに数百人の合格者を送り出させていただいています。もちろん私自身も簿記1級に合格しています。

こういった私が、簿記検定に合格するために勉強計画を立てるときのポイントについて解説していきます。

勉強計画を立てるときの考え方

勉強計画を立てるときには次の4点に注意してください。

  • 受験日から逆算すること
  • 勉強量ではなく勉強時間で計画を立てること
  • 無理な勉強計画は立てないこと
  • 復習することを考慮して計画を立てること

受験日から逆算すること

簿記の勉強計画を立てていて「計画通りにやったのに試験範囲が終わらなかった」というケースをよく耳にします。このようなことにならないためには「受験日から逆算すること」が大切です

受験日までに身につけなければならないことは決まっているので、そこをスタートに考える必要があるのです(「受験日までに身につけなければならないこと」はテキストの目次を参考にすると便利です)。

受験日から逆算し、「受験日に身につけなければならないこと」を受験日までに身につけるためには毎日どのくらい勉強しなければならないのかを考えていけばいいのです。

このように考えていくと一日に必要な勉強量は自然と決まってきます。そして、もしどうしてもその勉強量をこなすことが無理なら次の受験日に変更する必要があります。

この意識で学習計画を立てることが大切です。

勉強量ではなく勉強時間で計画を立てること

合格のために重要なのは勉強時間ではなく勉強量です。しかし。勉強量を基準に勉強計画を立てるのはなかなか困難です。なので、管理しやすい「時間」にもとづいて計画を立てることがポイントになります

無理な勉強計画は立てないこと

無理な勉強計画は立ててはいけません。無理な勉強計画は必ず破綻してしまうからです。そして破綻してしまったらモチベーションが維持できなくなってしまいます。無理な勉強計画にならないためには次の2点に注意することが大切です。

  • 睡眠時間を削らないように1日の勉強時間を設定する
  • 平日5日間きちんと勉強する形で計画を立てる
  • 1週間のうちに新しい論点に進まない日を2日作る

睡眠時間を削らないように1日の勉強時間を設定する

1日の勉強時間を長く設定しすぎると、その日の分が終わらなくなる日が出てきます。その勉強時間を確保しようと思ったら、睡眠時間を削る必要が出てくるかもしれません。睡眠時間を削るようになると勉強の効率はどんどん落ちてしまいます。

このような悪循環になってしまうと勉強計画どおりに進まなくなってしまうので、睡眠時間を削らない範囲で1日の勉強時間を設定するのが大切です

平日5日間きちんと勉強する形で計画を立てる

たとえ同じ勉強時間でも、土日2日でまとめて勉強するより平日5日で少しずつ勉強した方が効率的です。主な理由は次の2つです。

  • 簿記は1日やらないだけで実力が落ちるから
  • 勉強の間に入る睡眠の回数が減ることで記憶力が落ちるから
簿記は1日やらないだけで実力が落ちるから

簿記は勉強よりもスポーツや楽器の演奏に近いものがあるので、やらない期間が長いと実力がどんどん落ちてしまいます。土日に勉強するということは2日勉強して5日休むということです。これでは実力の低下は避けられません。

勉強の間に入る睡眠の回数が減ることで記憶力が落ちるから

記憶というものは寝ている間に整理されると言われています。平日5日で勉強する内容を土日の2日で勉強するとすると、平日5日勉強する場合は5回の睡眠で記憶を整理できるのに対して、土日の2日勉強する場合は2回の睡眠でしか記憶を整理できません。

記憶を整理するための睡眠の回数が減ってしまうので、どうしても記憶の定着という観点から土日の勉強は不利になってしまいます。

これら2つの理由から、平日5日の勉強と比べると土日2日の勉強はやはり不利です。何としてでも平日に勉強時間を確保していただくことが必要です。

1週間のうちに新しいページに進まない日を2日作る

1週間のうちに新しいページに進まない日を2日作ることが大切です(通常はこの2日は土日になると思います。)理由は次の2つです。

  • 人間には休養が必要
  • 予定通りに進まなかったときの調整日として使う
人間には休養が必要

休養日を作らずに学習を続けていたら疲れもたまりますし、精神的にもリフレッシュできません。これでは効率も落ちてしまいます。体調を崩してしまうかもしれません。

学習の効率を高く保つためには一定の間隔で休養が必要です。

予定通りに進まなかったときの調整日として使う

予定はあくまでも予定なので、勉強すると決めていても、予定通りに進むとは限りません。社会人の方は特にですが、平日は予定通りに進まないことも多いです。予定通りに進まなかった場合に備えて、その分をやり切るために土日は空けておくのです。

休養日を作っていなかった場合、予定通りに進まなかった分を取り戻すのが難しくなってしまいます。予定通りに進まないと、挫折につながりやすくなります。予定より遅れ始めるとどんどん遅れていく傾向があります。

次のような流れで学習計画を立てるといいと思います。

  1. 平日5日間は学習を進めていく
  2. 復習の間隔は「その翌日」「その1週間後」「その2週間後」「その1ヵ月後」「その2ヵ月後」「その半年後」

≫復習の間隔については覚えずに身につけるための脳のメカニズムとそれを利用した勉強法を理解するをご覧下さい。

これらのことから、次のことが分かります(カレンダー見ながら考えると分かりやすいと思います)。

  1. 平日は新しい内容に進む
  2. 土曜は新しい内容に進まず、「前日の金曜日の復習(1回目の復習)」「1週間前の金曜日の復習(2回目の復習)」「2週間目の金曜日(3回目の復習)」をやる
  3. 日曜日は新しい内容に進まず、復習も基本的に必要ない(「その1ヵ月後の復習」「その2ヵ月後の復習」「その半年後の復習」)

平日予定通りに勉強できなかった場合はその分を土曜日に行います。また、空いている時間は休んでもいいですし、来週の内容を先取りしても構いません(あまりがんばりすぎると翌日の復習が大変になるので、翌日が忙しい場合はほどほどにしておくことをお勧めします。)。

土曜日や日曜日は比較的時間がある曜日なので、自由な時間は土曜日と日曜日に使えます。日曜日は完全休養になる日も多く、復習がある場合も、数十分とかからないので、プライベートの予定にも差し支えないと思います。

このような形で、余裕を持って勉強計画を立てることで途中で挫折することを防ぐことができます。

復習することを考慮して計画を立てること

簿記を完璧に身につけるには復習が非常に大切です。この復習ができないような勉強計画は立てないように気をつけなければなりません。

復習ができなければ、やった意味がないと考えましょう。それくらい復習が大切です。最低限復習だけはこなし、もし時間がなければ新しく勉強する部分は次に回せばいいと考えます。

まとめ

  • 勉強計画は受験日から逆算して立てる。
  • 睡眠時間は削らず、土日には新しい内容には進まない形で計画を立てる。
  • 復習は必ずやる形で計画を立てる。

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