【無料PDF】簿記1級合格のための5つの秘訣

無料PDF「簿記1級合格のための5つの秘訣」を手に入れて、
楽しみながら簿記1級に合格しよう。

今すぐ無料PDFを手に入れる

簿記の勉強を無理なく続けていくための3つのコツ

簿記3級の勉強開始から簿記1級の合格まではかなりの長期戦を覚悟しなければなりません。最速でも1年、通常は2~3年かかるのが通常です。

これだけの長期間にわたって勉強を続けていくのは精神論だけでは極めて難しいと言えます。勉強を続けていくための技術的なコツが必要です。

ちなみに、この記事を書いている私は日商簿記に合格するための通信講座を2012年から運営し、これまでに数百人の合格者を送り出させていただいています。もちろん私自身も簿記1級に合格しています。

こういった私が、簿記の勉強を無理なく続けていくためのコツについて解説していきます。

簿記の勉強を無理なく続けていくための3つのコツ

簿記の勉強を無理なく続けていくためには次の3つを意識しておくことが大切です。

  • 簿記の勉強の開始時点では難しいことをやらない
  • 苦しすぎる勉強はしない
  • 楽しく簿記を勉強する工夫をする

簿記の勉強の開始時点では難しいことをやらない

簿記の勉強の開始時点では難しいことはやらないことが大切です。この「開始時点」は「簿記の勉強自体を開始した時点」だけでなく「1日の中で簿記の勉強をやり始めた時点」も意味しています。

簿記の勉強自体を開始した時点では難しいことをやらない

簿記を勉強している方の中に、いきなり過去問や予想問題などの高難度の問題に挑戦する方がいらっしゃいます。過去の出題傾向を知るために、つまりは分析目的で過去問に触れるのは構わないのですが、あまりに初期の段階から解きにいくのはお勧めできません。

あまりに今の自分の実力とかけ離れた問題で練習すると、時間ばかりがかかる割にほとんど何も身につけられないといった状態になってしまうからです。

やはり、「基礎を身につけ、少しずつ難度を上げながら勉強して、最終的に過去問で合格点が取れるようになる」というスタンスで勉強することが大切です。

1日の中で簿記の勉強をやり始めた時点では難しいことをやらない

1日の中で簿記の勉強をし始めたときには新しい内容はやらないことをお勧めします。やはり新しい内容は難しいと感じることが多いからです。

勉強し始めたときは脳が簿記に切り替わっていないので、なかなか頭が働きません。勉強もスポーツと同じようにウォーミングアップが必要なのです。

勉強の開始時点では「単純作業」をある程度行うことが効果的です。人間の脳には「作業を始めるとやる気が出てくる」という「作業興奮」と言われる性質があります。この作業興奮を発生させ、やる気を出させるために電卓版ハノンが効果的なのです。

電卓操作も上手になり、やる気も起き、脳も簿記に切り替わるという一石三鳥になるのが「学習前の電卓操作」です。なので、勉強をし始めたときは「電卓練習(電卓版ハノン)」で脳を簿記に切り替えることをお勧めします。ぜひ「学習前の電卓版ハノン」を取り入れてみてください。

ただ、いつまでもやり続けないようにしてください。あまり長時間してしまうと疲れてしまいますし勉強時間も短くなってしまいます。電卓操作そのものにやる気を出してしまうと本末転倒になりかねません。

このように「簿記の勉強の開始時点では難しいことをやらないこと」で、同じ内容でも簡単に感じ、楽に身につけることができます

苦しすぎる勉強はしない

勉強というものは本来は楽しいものです。分からないことが分かるようになる楽しさというものは個人差はあっても誰しもにあるものだと思います。

もちろん最初から最後まで楽しいということはあまりなく、たいていはつらい時期というものがあります。しかし、ずっとつらい場合、明らかに何かがまちがっています。苦しすぎる場合の症状は人それぞれですが、たいていは次の3つのどれかです。

  1. こんなにたくさん覚えられない(覚えるのが苦しい)
  2. 解いても解いてもできるようにならない
  3. 分からない

1の場合、暗記中心の勉強をしてしまっていることが考えられます。2の場合、復習間隔が長すぎるか、理解していないまま問題を解いていることが考えられます。3の場合、下位の級の理解が足りないまま上位の級に進んでしまっていることが考えられます。

症状も原因も人それぞれですが、一つ言える事は、勉強が苦しすぎる場合、何かが間違っているということです。勉強が苦しすぎる場合、一度立ち止まって勉強法を見直してみてください。

楽しく簿記を勉強する工夫をする

簿記の勉強は続けることが大切です。無理なく続けるためには楽しく勉強することが大切です。何を楽しいと感じるのかは人それぞれなので、自分なりの工夫が必要なのですが、一つの案として次のような方法があります。

  • 何かを完成させることが楽しいと感じる人…問題を解くごとに何らかのマスを塗りつぶしていく等
  • 消していくことが楽しいと感じる人…合格までに必要なことを単語カードのようなものに書き出しておいて、完了したら捨てる等

がんばる意識も大切ですが、楽しもうとする意識も大切です。

まとめ

  • 簿記の勉強を開始した時点で過去問を解くなどの難しいことはやらない。
  • 1日の初めは電卓操作などの単純作業から始める。
  • 勉強が苦しすぎると感じたら、勉強のスタンスが間違っていないか立ち止まって考える。
  • 自分の進歩が感じられるような楽しみを勉強に取り入れる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました