こんにちは、簿記合格請負人の平野です。
簿記1級の合格を目指している人が簿記3級の試験を受けた後、どのように勉強をしていくべきなのか悩まれている人が多いようです。この記事では簿記1級の合格を目指している人が簿記3級受験後にどのように勉強していくのかお伝えします。
簿記3級受験後の勉強について
試験の出来具合を「試験の手ごたえ」で大きく分けると4パターンです。
- 満点近い点数での合格が確実(予想点数:90点以上)
- おそらく合格だと思われるが、そこまで高得点ではない(予想点数:75点以上90点未満)
- 合否不明(予想点数:65点以上75点未満)
- 不合格ほぼ確実(予想点数:65点未満)
満点近い点数での合格が確実(予想点数:90点以上)
安心して簿記2級の勉強を始めてください。まだ3回解き終わっていない簿記3級の過去問を解いた後はそのまま簿記2級の勉強に入りましょう。
おそらく合格だと思われるが、そこまで高得点ではない(予想点数:75点以上90点未満)
簿記3級に合格する力は十分にあると言えますが、そのまま簿記2級の勉強に入っていくにはやや不安があります。
この場合、まだ3回解き終わっていない簿記3級の過去問を解いてみてその出来具合を見て簿記2級に入るか簿記3級の範囲を復習か判断してください。
過去問を解いていくうちにほぼ満点を問題なく取れるようであれば簿記2級に入っても大丈夫です。逆に得点が伸びないようなら簿記3級に弱点があると思われるので、その弱点をしっかりとなくしてから簿記2級の勉強に入るようにしてください。
合否不明(予想点数:65点以上75点未満)
簿記3級の合格が確実ではない状況です。このまま簿記2級の勉強に入っても行き詰まってしまいます。弱点をしっかりと見つけ出して解決してから簿記2級の勉強に入るようにしてください(不運な体調不良が原因で点数が伸びなかったのであれば特に必要ないかもしれません)。
たとえギリギリで合格していたとしても、その合格は一度忘れた方が賢明です。
不合格ほぼ確実(予想点数:65点未満)
簿記1級を目指して勉強していて簿記3級の合格水準に届かないということは、勉強の仕方や勉強に対する姿勢が根本的に間違っている可能性があります。このままでは何度受験しても簿記1級に届かないかもしれません。
次のようなことがなかったか、確認してみてください。
- 簿記検定を甘く見ていた
- 勉強量が足りていなかった(基本が身についていなかった、追い込みをかけるのが遅かった、勉強時間が足りなかったなど)
- 自分に合った勉強法をつかめなかった
- 体調を崩してしまった(精神的なもの含む)
- 油断した
一度初心に返り、もう一度最初から勉強しなおすつもりで簿記と向き合ってみるといいと思います。不合格の原因をはっきりとさせて、次の試験で雪辱を晴らしましょう。
まとめ
- 満点近い点数での合格が確実(予想点数:90点以上)であれば、過去問の復習後そのまま簿記2級の内容に入って構わない。
- おそらく合格だと思われるが、そこまで高得点ではない(予想点数:75点以上90点未満)のであれば、過去問の復習で得点が伸びるか様子を見て点数が伸びればそのまま簿記2級に入って構わない。伸びなければあるはずの弱点を克服してから簿記2級に入る。
- 合否不明(予想点数:65点以上75点未満)であれば、そのまま簿記2級に入るのには不安が残る。あるはずの逆転を克服してから簿記2級に入る。
- 不合格ほぼ確実(予想点数:65点未満)であれば、勉強の仕方や勉強に対する姿勢が根本的に間違っている可能性がある。一度初心に返り、もう一度最初から勉強しなおすつもりで簿記と向きあう。
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