親会社

親会社の定義

「他の会社等の財務及び営業又は事業の方針を決定する機関を支配している会社」が親会社の定義です。簡単に言うと「他の会社の意思決定をすることができる会社」が親会社です。このように会計基準で定められています。

※「他の会社の意思決定をすることができる」とはどういうことなのかについては次の2つの記事をごらんください。

連結会計に含める企業の範囲
連結会計に含める子会社の範囲の具体例

ちなみに、親会社は英語で「Parent Company」です。Parentが親、Companyが会社なのでそのまま訳された形になっています。

親会社と子会社の関係

親会社に支配されている会社等を子会社と言います。なので、「親会社は子会社の意思決定をすることができる」と言うことができます。逆に言うと、子会社は自分の会社の意思決定を自分で行うことができず、立場が弱いといえます。

しかし、子会社は悪いことばかりではありません。子会社になれば親会社のブランド力を利用できることが多く、また、親会社の経営が安定していれば子会社も安定します(いざとなったら親会社が資金提供してくれたりするからです)。

親会社と子会社の例

次の会社は親会社・子会社ともに有名です。

親会社子会社
日本電信電話(NTT)NTTドコモ、NTTデータ
日本郵政日本郵政
ビックカメラコジマ、ソフマップ
ヤマダ電機大塚家具

ヤマダ電機と大塚家具のように、親会社と子会社で業種がが全く異なる場合もあります。

親会社の親会社

子会社が他の意思決定を支配し、子会社とすることができます。この場合、子会社の子会社から見れば、親会社にも親会社がいることになります。

この親会社の親会社は別名「祖父会社」と言われますが、これは正式名称ではありません。

法律的には祖父会社と親会社は区別せず、祖父会社も親会社に含めます

また、祖父会社から見た「子会社の子会社」は孫会社とも言われます。しかし、法律的には孫会社と子会社は区別せず、孫会社も子会社に含めます。

親会社に関する様々な○○会社(グループ会社など)

連結会計に関しては様々な「○○会社」という言葉が出てきます。最後にこれらの「○○会社」を整理しておこうと思います。

  • 親会社:子会社を支配している会社(目安として50%超の議決権を保有)
  • 子会社:親会社に支配されている会社(目安として50%超の議決権を保有されている)
  • 関連会社:親会社または子会社から重要な影響を受けている会社(目安として20%超の議決権を保有されている)
  • 関係会社:親会社+子会社+関連会社(ただし、関係会社株式という場合は「子会社株式」と「関連会社株式」を合わせた株式で、親会社の株式は含まない
  • グループ会社:関係会社と同じ(正式名称ではない)

コメント

タイトルとURLをコピーしました