原価の製品別計算および原価単位~原価計算基準~

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。簿記1級では原価計算基準についての理論問題が出題されることがあります。なので原価計算基準を読むことが望ましいのですが、この原価計算基準は非常に難解な文章となっています。

そこで、これからしばらくにわたって原価計算基準の解説を行っていこうと思います。今回は原価計算基準の第二章の十九である「原価の製品別計算および原価単位」についてお伝えしていきます。

原価の製品別計算および原価単位

原価の製品別計算とは、原価要素を一定の製品単位に集計し、単位製品の製造原価を算定する手続をいい、原価計算における第三次の計算段階である。

解説
原価計算は次の3段階で行います。

  1. 費目別計算
  2. 部門別計算
  3. 製品別計算

この3段階目のことを言っています。製品別計算では、第2段階の部門別計算で、部門別に集計された原価を製品単位に集計します(部門別計算を採用していない場合は費目別に集計された原価を製品単位に集計します)。そして単位製品の製造原価を計算します。

製品別計算のためには、原価を集計する一定の製品単位すなわち原価単位を定める。

口語訳
製品別計算を行うためには、原価単位(原価を集計する一定の製品単位)を定める必要があります。

原価単位は、これを個数、時間数、度量衡単位等をもって示し、業種の特質に応じて適当に定める。

解説
原価単位は「個数(例:製品1個あたり)」「時間数(例:製品1時間あたり)」「度量衡単位(例:製品1mあたり、製品1立法メートルあたり、製品1kgあたり)」などで示されます。

「時間数(例:製品1時間あたり)」のイメージが少々難しいですが、これは「一定のペースで製品が製造されている場合」に使うことがあります。製造工程が単位時間あたりどれだけ製品を製造しているのかを原価単位とします。

ちなみに、度量衡についてですが、「度」は長さ、「量」は大きさ、「衡」は質量を意味しています。

これで原価計算基準の第二章の十九である「原価の製品別計算および原価単位」は全て終了です。原文は非常に読みづらいのでできるだけ分かりやすく解説(口語訳)しました。

このような形で意味を理解しながら原文を何度も読み込むことで、徐々に原価計算基準を自分のものにしていってください。

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