組別総合原価計算~原価計算基準~

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。簿記1級では原価計算基準についての理論問題が出題されることがあります。なので原価計算基準を読むことが望ましいのですが、この原価計算基準は非常に難解な文章となっています。

そこで、これからしばらくにわたって原価計算基準の解説を行っていこうと思います。今回は原価計算基準の第二章の二三である「組別総合原価計算」についてお伝えしていきます。

組別総合原価計算

組別総合原価計算は、異種製品を組別に連続生産する生産形態に適用する。

口語訳
組別総合原価計算は、異なる製品を組別に連続生産する生産形態に適用する。

解説
組別総合原価計算に関する記述です。組別総合原価計算は異なる種類の製品を連続生産している場合に適用します。もし同じ種類の製品を同一工程で連続生産している場合は、前回お伝えした「等級別総合原価計算」を適用します。

組別総合原価計算にあっては、一期間の製造費用を組直接費と組間接費又は原料費と加工費とに分け、個別原価計算に準じ、組直接費又は原料費は、各組の製品に賦課し、組間接費又は加工費は、適当な配賦基準により各組に配賦する。

口語訳
組別総合原価計算では、まず一期間の製造費用を組直接費と組間接費(または原料費と加工費)とに分ける。

そして、個別原価計算と同様に、組直接費または原料費は各組の製品に賦課する。組間接費または加工費は、適当な配賦基準によって各組に配賦する。

解説
組別総合原価計算の具体的な方法について書かれています。組別総合原価計算では、まず一期間(原価計算期間:たいていは1ヶ月)の製造費用を組直接費と組間接費に分けます。

おおよそ原料費が直接費となり、加工費が間接費となる場合は原料費と加工費に分けます。

そして、直接費は各組の製品に賦課、間接費は各組に配賦します。組別総合原価計算は個別原価計算に近い会計処理です

次いで一期間における組別の製造費用と期首仕掛品原価とを、当期における組別の完成品とその期末仕掛品とに分割することにより、当期における組別の完成品総合原価を計算し、これを製品単位に均分して単位原価を計算する。

口語訳
次に、一期間における組別の製造費用と期首仕掛品原価とを、当期における組別の完成品と期末仕掛品に分割する。そうすることで当期の組別の完成品原価を計算する。そして、この完成品原価を製品単位に均等に配分して製品1個あたりの原価を計算する。

これで原価計算基準の第二章の二三である「組別総合原価計算」は全て終了です。原文は非常に読みづらいのでできるだけ分かりやすく解説(口語訳)しました。このような形で意味を理解しながら原文を何度も読み込むことで、徐々に原価計算基準を自分のものにしていってください。

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