支払賃金の計算と記帳方法

Pocket

こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では支払賃金の計算と記帳方法について解説します。

支払賃金の計算

支払賃金の計算とは、工員に支払うべき賃金の計算をすることです。この計算をするときには対象となる期間がありますが、その期間のことを給与計算期間といいます。

給与計算期間は通常は前月21日から当月20日です。この期間にあたる賃金が毎月25日に支払われるのが一般的です。

このような給与計算期間に基づいて、給与計算期間内の給与を計算することになります。この計算方法には、時間給制と出来高給制の2種類があります。

時間給制

給与計算期間の中でどれだけの時間作業をしたのかに基づいて給与を計算する方法を時間給制といいます。次の式が賃金の計算式です。

基本賃金=作業時間×1時間あたりの個人別支払賃率(その人の時給)

支払賃率は新人ほど低く、ベテランほど高い傾向があります。時給制でアルバイトをしたことがある方はこの計算のイメージがすぐにわくと思います。

この基本賃金に、残業手当や危険作業手当などの加給金(割増賃金)や通勤手当や住宅手当などの諸手当を加えたものが給与の総額になります。次の式が給与支給総額の計算式です。

給与支給総額=基本賃金+加給金+諸手当

ちなみに加給金は作業に関係する手当、諸手当は作業に直接関係ない手当という違いがあります。

出来高制

給与計算期間の中でどれだけの成果を上げたのかに基づいて給与を計算する方法を出来高制といいます。作業時間ではなく成果にもとづいて給与を計算するのが特徴ですが、簿記検定ではほとんど出題されないので詳細は省略します。

支払賃金の記帳方法

作業時間や出来高(成果)をもとに計算された支払賃金は、通常は賃金支払帳に記入します。

賃金支払帳は次のようなものになります。

賃金支給額

給料明細をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。賃金支払帳は通常は1ヶ月ごとに締め切り、仕訳を切っていきます。ちなみに上の賃金支払帳から切る仕訳は下のようになります。

借方 金額 貸方 金額
賃金 600,000 現金
預り金
555,000
45,000

仕訳の考え方自体は簿記3級で学習した預り金の取引と仕訳と同じです。

メルマガ登録フォーム

簿記革命メルマガ「簿記革命通信~簿記1級にラクラク合格する方法~」の登録フォームです。



お名前(名字のみ漢字でお願いします)

メールアドレス

Pocket

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ページトップへ