月次損益の取引と仕訳

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では月次損益の取引と仕訳について解説します。

月次損益

損益という勘定科目は商業簿記でも出てきました。決算振替仕訳で収益の勘定科目や費用の勘定科目を振り替えて利益や損失を計算する勘定科目です。

工業簿記では原価計算期間は通常1ヶ月なので、損益も毎月計算しなければなりません。そのために使用する勘定科目が月次損益勘定です。最終的には月次損益勘定は決算で損益勘定に振り替えられます。

使い方は、損益勘定とほとんど同じです。その原価計算期間に出てきた収益(売上)と費用(売上原価と販売費および一般管理費)の勘定科目を月次損益勘定に振り替えて利益や損失を計算します

ちなみに、販売費および一般管理費とは、商業簿記では給料や減価償却費といった勘定科目で細かく分類されることが一般的ですが、工業簿記では「販売費および一般管理費」という広い範囲の勘定科目でひとまとめにされることが多いです。

また、通常はほとんどないですが、原価計算期間が1年の場合は月次損益勘定は使用されません。商業簿記と同じように損益勘定のみが使用されます。

月次損益の取引と仕訳

月次損益勘定に振り替えた

「今月の売上950,000円と売上原価700,000円を月次損益勘定に振り替えた」場合の取引と仕訳について考えてみましょう。

考え方は決算振替仕訳とほとんど変わりません。まずは売上950,000円を月次損益勘定に振り替えます。次のようになります。

借方 金額 貸方 金額
売上 950,000 月次損益 950,000

次に売上原価700,000円を月次損益勘定に振り替えます。次のようになります。

借方 金額 貸方 金額
月次損益 700,000 売上原価 700,000

2つの仕訳をまとめると次のようになります。

借方 金額 貸方 金額
売上
月次損益
950,000
700,000
月次損益
売上原価
950,000
700,000

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