材料消費高の計算

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では材料消費高の計算について解説します。

材料消費高の計算

材料消費高は消費数量に消費単価をかけて計算します。次の計算式になります。

材料消費高(消費金額)=消費数量×消費単価

「数量×単価=金額」という式の材料バージョンです。この計算式で材料消費高を計算することになります。

消費数量の把握

消費数量を把握するための方法として次の2つがあります。

  • 継続記録法
  • 棚卸計算法

継続記録法

材料の受け入れ、払い出しのつど材料元帳に記入することで消費数量を計算する方法です。この方法を使えば、帳簿からいつでも消費数量と残高数量を知ることができます。この帳簿上の数量を実地棚卸数量と比較することで材料の減耗を把握することができます。

棚卸計算法

材料元帳などを使わずに、ただ月末に実地棚卸を行い、消費数量を計算する方法です。次の計算式で計算することになります。

消費数量=繰越数量+仕入数量-実地棚卸数量

上の計算式で消費数量を計算します。棚卸計算法は材料元帳を使わない分手間がかかりませんが、材料の減耗を把握することができません。材料の減耗は消費数量の中に自動的に含まれて計算されてしまいます。

これらの考え方はすでに商業簿記で出てきています(期末棚卸数量を把握する方法)。全くといっていいくらい同じです。

商品の場合は、ほとんどが継続記録法と棚卸計算法を2つとも使って管理しますが、材料の場合は金額が大きくないものや継続記録法が使いづらい材料の場合は棚卸計算法のみで管理します。

ちなみに、継続記録法が使いづらい材料とは工場消耗品や燃料など、消費数量を把握するのが難しい材料です。

消費単価の計算

材料の消費単価の計算方法は販売した商品の仕入単価決定方法とほとんど同じです。先入先出法移動平均法総平均法によって計算されます。総平均法の計算期間は原価計算期間に合わせて月次で行うところ以外、考え方は全くといっていいくらい同じです。

ちなみに、企業の実際の状況に合わせた計算方法を採用するのが好ましいですが、絶対にそうしなければならないわけではありません。

材料元帳の記入

素材や買入部品など、比較的金額が大きくて消費数量が把握しやすいものに関しては継続記録法が使われます。その際に使われるのが材料元帳です。材料元帳は材料の種類別に作られ、受け入れと払い出しのつど材料元帳に記録していきます。

材料元帳の記入の仕方は商品有高帳と同じです。商品を材料に変えただけと言ってもいいくらいです。

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