工業簿記を学習する上での4つのポイント

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。今まではずっと商業簿記を学習してきました。ここからは工業簿記を学習していきます。

工業簿記は簿記2級から学習する新しい分野なので最初はとまどう方もいらっしゃるかと思います。そこで、この記事では工業簿記を学習する上でのポイントについてお伝えします。

商業簿記との共通点を意識する

工業簿記も商業簿記と同じ簿記ですから、当然共通点も多くあります。商業簿記と同じところは「商業簿記と同じ」と意識することで楽に理解する事ができます

商業簿記と違う点を意識する

工業簿記も商業簿記も同じ簿記ですが、全く同じならば分ける必要はありません。当然違う点もあります。商業簿記と違うところは「商業簿記と違う」と意識することが大切です

具体的にイメージする

工業簿記は、企業の中で製品を製造します。製造をイメージすることで理解が深まります。料理やプラモデルの作成など、具体的に何かを作っているところをイメージするといいと思います。

工業簿記のどの段階を学習しているのかを意識する

工業簿記は製品を製造します。製造にはいろいろな過程があります。製造過程のどの段階を学習しているのかを意識することで理解が深まります

この4つを意識することで理解が進みます。また、学習も楽しくなります。これから工業簿記に入っていきますが、これらのことを意識しながら学習していきましょう。

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“工業簿記を学習する上での4つのポイント” への8件のフィードバック

  1. みんと より:

    ■いよいよ工簿

    リョウさん
    おはようございます。
    簿記独学講座、いよいよ工業簿記ですね!
    1級の学習でも参考にさせて頂きます(^-^)
    楽しみにしてます!

    • dokuboki より:

      コメントありがとうございます。

      いよいよ工業簿記ですね。予想以上に商業簿記の分量が多かったです。工業簿記もどんどん更新していきます。

      みんとさんの期待にこたえられるようがんばります。

  2. みかん より:

    ■総合原価計算について

    こんにちはいつもお世話になっています。
    総合原価計算の減損が工程の途中の一定点
    で発生した場合について教えて下さい。

    1.生産データ
     月初仕掛品250kg(40%)
     当月投入 1,000kg
     月末仕掛品200kg(50%)
     正常減損50kg
     完成品1,000kg

    2.原価データ
     月初仕掛品原価  直接材料費181,200 
                 加工費96,200
     当月製造費用   直接材料費706,800
                 加工費925,680

    上記の設定において

    ●パターン①(こちらはわかります)
    正常減損が進捗度30%で発生した場合で月末仕掛品原価の計算が先入先出法

    この場合はテキストにのっているのでわかります。考え方は月末仕掛品は進捗度50%なので今回発生した減損は完成品と月末仕掛品の両者に負担させる。また、月初仕掛品については減損の進捗度30%を通過している40%であるため考えなくてよい。
    この場合の計算方法は減損の50kgと換算量15kgはもともと投入されていなかったと考えて当月投入の1,000kgと換算量1,015kgから引いて計算する。

    よって計算して行くと
    月末仕掛品原価
    直接材料費148,800
    加工費92,568

    完成品総合原価
    直接材料費739,200
    加工費929,312

    となります。

    ●パターン②(こちらがわかりません)
    正常減損が進捗度45%で発生した場合で月末仕掛品原価の計算が先入先出法

    この場合、パターン①と違うのは月初仕掛品が今回の減損の進捗度45%より前の進捗度40%であるため、今回の減損を考える対象となるので、どのようにその事が計算に反映されるのかがわかりません。

    パターン①では
    「計算方法は減損の50kgと換算量15kgはもともと投入されていなかったと考えて当月投入の1,000kgと換算量1,015kgから引いて計算する。」でしたが今回は減損の対象が当月投入だけでなく月初仕掛品にもあるためパターン①のように当月投入だけから引くという考え方ではおかしいような気がしますがどのように処理すればいいかわかりません。

    すみませんが教えて下さい。
    よろしくお願いします。

    • dokuboki より:

      みかんさんがおっしゃっていることは理論的に正しいですし、その正しさをきちんと反映した計算をすべきだと主張している学者の方もいらっしゃいます。

      しかし、以下の2つの理由により、減損は全て当期着手分から発生したものだと考えることになっています。

      ・月初仕掛品からの減損と当期着手分からの減損は区別するのは極めて困難
      ・月初仕掛品と当期着手分は通常は当期着手分の方が圧倒的に大きいので、全ての減損が当期着手分から発生したと考えても問題ない

      よって、2のパターンであっても1のパターンとほぼ同じ解法になります(数字は若干変わります)。

      理論的には正しくても実際には使えないため採用されていない、検定試験でも問われないということだと考えるといいと思います。

      • みかん より:

        お答えありがとうございます。

        一部理解できないのがリョウさんの説明を読む限りではパターン①もパターン②も全く同じ解法で同じ結果になるような気がするのですが、「ほぼ同じ解法」で「数字は若干変わる」というのはどういうことなのでしょうか?

        2級の範囲ではない難しい論点のようでしたら、これ以上考えないでおこうと思います。

        すみませんがもう一度教えて下さい
        よろしくお願いします。

        • dokuboki より:

          簿記2級では度外視法のみだということを忘れていました(減損や仕損をなかったことにして考える方法を度外視法といいます)。申し訳ありません。度外視法では数字まで一致します。

          非度外視法(減損や仕損を把握して配分する方法)の場合は若干数字が変わってくるのですが、簿記1級の範囲なので気にしないでください。ここを勘違いしてしまいました。

          混乱させてしまって申し訳ありませんでした。

          ちなみに、期首仕掛品と当期着手を分けて考えることは簿記1級でもありません。簿記1級を超えた研究レベルでの内容です。ここを疑問に思われたみかんさんの気付きには正直感服しました。

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