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【簿記】特許権の仕訳と勘定科目【償却の仕訳も】

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  • 無形固定資産を勉強していると特許権っていう内容が出てきたんだけど……
  • 特許権が何を意味するのかよく分からない
  • 特許権について教えて!

特許権は身近なものではないのでイメージしづらいと感じている人が多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。もちろん特許権についても熟知しています。

この記事では特許権と特許権の償却について解説します。

この記事を読めば特許権について理解できるので、簿記2級で特許権に関する問題が出題されても自信を持って解答することができます。

結論を一言で言うと、特許権は高度な技術が使われている発明などで特許庁に登録されたものです。特許権は8年以内の月割計算で償却しなければなりません。

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特許権:高度な技術が使われている発明などで特許庁に登録されたもの

高度な技術が使われている発明などで特許庁に登録されたものに関しては特許権が与えられます。特許権が与えられると、特許を出願した人はその発明を独占できるようになります。

そのため、その発明を使って商品を作りたい場合には特許権を持っている者からお金を払って特許権を買うなどする必要があります。

特許権には経済的な価値がある無形のものなので、特許権は無形固定資産の一つです。

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特許権の償却方法:償却期間は8年以内の月割

特許権の法定耐用年数は8年です。

8年という年数は覚える必要はありません。

特許権は8年以内の月割計算で償却しなければなりません。

また、無形固定資産の全てについて言えることですが、直接控除法(有形固定資産の減価償却でいう直接法)・定額法・残存価額0で償却します

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特許権の仕訳

特許権の取得

例題

期首に特許権を800,000円で買い入れ、代金は現金で支払った。

この例題の仕訳について考えてみましょう。

800,000円を現金で支払っているので、『(貸)現金800,000』となります。また、特許権を800,000円で買い入れているので、『(借)特許権800,000』となります。

まとめると次のようになります。

借方金額貸方金額
特許権800,000現金800,000

特許権の償却

例題

上記の特許権を法定耐用年数8年で償却する。

この例題の仕訳について考えてみましょう。

特許権800,000円が8年間で償却されます。また、無形固定資産は定額法しか使いません。無形固定資産の残存価額は0なので金額は(特許権800,000円÷償却期間8年=)100,000円となります。

無形固定資産の償却方法は直接控除法(有形固定資産の減価償却でいう直接法)なので、特許権を直接減額します。よって『(貸)特許権100,000』となります。

次は借方です。特許権を償却しているので、この償却費は『特許権償却』という勘定科目を使います。よって、『(借)特許権償却100,000』となります。

まとめると次のようになります。

借方金額貸方金額
特許権償却100,000特許権100,000

特許権償却は損益計算書の「営業外費用」の区分に表示します。

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【まとめ】特許権の仕訳と勘定科目【償却の仕訳も】

特許権とは高度な技術が使われている発明などで特許庁に登録されたもののことです。特許権は8年以内の月割計算で償却する必要があります。

特許権は「直接控除法」「定額法」「残存価額0」で償却します。

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コメント

  1. キブボ より:

    ブログ内容には関係ない個の相談です(汗)

    最近モチベがどうにもあがりません。やらなきゃ落ちるのは分かってもなかなか行動に移せないのが現状です。

    モチベを保つ何かアドバイスや自分ならこうしたよとかあれば教えてください。

    話しが抽象過ぎて申し訳ないのと、うっとうしかったら無視で構いません(__)。

    • dokuboki より:

      コメントありがとうございます。

      モチベーションが上がらないときってありますよね。私もありました。

      モチベーションが上がらないときには、

      ・当初の目標を忘れかけている
      ・本当に好きなことを我慢してしまっている
      ・栄養や睡眠の不足など、生きるために必要なものが不足している

      の3つのどれかがたいていあてはまります。

      好きなことを我慢しすぎているのであれば、我慢せずにしてみるといいと思います。少しぐらい好きなことをしても特に問題ありません。多少の我慢は必要ですが、我慢ばかりでは嫌になってしまうのは私も同じです(笑)。

      栄養と睡眠が足りていないのであれば、しっかりととってリフレッシュするのが効果的です。ゆっくりと入浴するのもいいと思います。

      一番やっかいなのが「当初の目標を忘れかけている」場合です。本当にただ忘れているだけなら一度じっくりと自分と向き合えば思い出せると思います。しかし、当初と状況が変わって特に簿記を勉強する目的がなくなってしまったり、最初から何らかの事情で無理やり簿記をしなくてはならなかったのであれば、モチベーションは上がらなくて当然だと思います。そういうときは一度休んでみるのも手かもしれません。

      以上、私の経験から思ったことを書かせていただきました。これらのことがキブボさんに全て当てはまるわけではないと思います。参考になりそうなところだけ参考にしていただければ幸いです。

      • キブボ より:

        すぐに返信していただいて本当にありがとうございます

        何度も読み返しました

        今まで簿記は部の顧問の先生に基礎固めや傾向対策をしてもらってきて、1月からは一人で勉強してきてつらかったりしてそれで甘えがでたと思います

        改めて考えてみて今頑張らなくちゃ意味がないってことに気づけたのと少し心のケアをしてから勉強します

        本当にコメントありがとうございました

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