借方・貸方のどちらも親勘定の場合に個別転記すると二重転記になる理由

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。複数仕訳帳制における仕訳で借方・貸方のどちらも親勘定の場合に個別転記すると二重転記になると解説しました。この記事では二重転記になる理由について解説します。

借方・貸方のどちらも親勘定の場合に個別転記すると二重転記になる理由

借方・貸方のどちらも親勘定の場合に個別転記するということは、特殊仕訳帳に記帳したときにチェックマーク(レ)ではなく口座番号を記入してその場で転記するということになります。

例として、「4月9日、A株式会社に400,000円分の商品を売上げ、代金を現金で受け取った。なお、当社は特殊仕訳帳制を採用し、「現金出納帳」「仕入帳」「売上帳」を特殊仕訳帳として使用している(総勘定元帳の口座番号は現金1、売上7)。」。

この場合の仕訳と転記について考えてみましょう。

本来は個別転記しないのですが、個別転記した場合の現金出納帳と売上帳は次のようになります。

特殊仕訳帳(現金出納帳と売上帳)

この場合、総勘定元帳の現金勘定と売上勘定は次のようになります。

総勘定元帳(特殊仕訳帳)

一つの仕訳が2回総勘定元帳に転記されています。1回目は個別転記で、2回目は親勘定の合計転記で転記されることになるのです。このように、借方・貸方のどちらも親勘定の場合に個別転記すると二重転記になります

二重転記にならないための方法

二重転記にならないようにするためには仕訳を切ったときに個別転記をしなければいいということになります。仕訳を切ったときに個別転記をしない場合は、仕訳を切った段の元丁欄にチェックマーク(レ)をつけることになります。

先ほどの例における現金出納帳と売上帳と総勘定元帳は次のようになります。

特殊仕訳帳

この場合、二重に転記されていないことを確認しておいてください。

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