委託販売(概論)の取引と仕訳

こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では委託販売(概論)の取引と仕訳について解説します。

委託販売

販売を外部の企業に頼んで代わりにやってもらう販売形態を委託販売といいます(代わりにやってもらうことを委託と言います)。

商品がよくても流通経路などの販売力が弱いと商品を売ることはできません。

そこで多くの商品を売るために、販売力が強い会社に商品を預けて販売を委託します。

ビジネスなので販売してくれる会社に手数料を支払わなければいけません(タダで売ってくれる販売業者はありません)。

図で示すと次のようになります。

委託販売

委託販売が特殊な理由

一般商品販売では商品の引渡しとともに売上勘定で仕訳を切ります。しかし、委託販売の場合は商品を引き渡した時点では売上にはなりません。あくまでも商品を送っただけで売れていないからです。

当然、売上勘定を使用するための条件である客観性と確実性も2つとも満たしていません。よって2の時点では仕入勘定を「積送品」という勘定に振り替えるだけになります(積送とは荷物を積んで送ることです)。

委託販売の取引と仕訳

商品の積送

「販売業者へ委託販売のため商品300,000円分を積送した」場合の仕訳を考えてみましょう。

この時点では商品を売ってもらうために販売業者に送っただけです。まだ売れたわけではありません。なのでこの時点で売上勘定を使うことはできません。

送っただけなので簿記上の取引にあたらないとも考えられます。しかし、手許にある商品と積送して手許から離れた商品を同じ勘定にしておくのも問題があります。そこで、仕入勘定を積送品勘定に振り替えます

よって次のようになります。

借方金額貸方金額
積送品300,000仕入300,000

委託販売のさまざまな記帳方法

委託販売はこれだけではありません。特殊商品売買の中でも非常に多くの記帳方法があり、具体的には次の4つがあります。

全ての組み合わせは2種類×2種類×2種類×2種類で16通りにもなります。これを全て暗記で対応するのは非常に大変なうえ、効果も低いです。しっかりと理解することを意識して学習していきましょう

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コメント

  1. ゴンドラマスター より:

    ■合格速報\^o^/

    日本ビジネス技能検定協会

    『商業簿記2級』【満点】
    『工業簿記2級』【92点】

    合格しました!

    『全国経理教育協会』

    商業簿記2級【88点】

    合格しました!

    【日ビ】の試験はかなりの難易度だったのでこの点数は奇跡に近いと思います(とくに工業簿記)(商簿2級で満点とは自分でも腰を抜かしてますw)

    『全経』は『日ビ』に比較すればやさしいはずでしたが今回は仕訳問題で少しひねってきました

    おもわぬ失点がありましたが無事に合格できました

    応援ありがとうございました

    • dokuboki より:

      コメントありがとうございます。そして、合格おめでとうございます。高得点でしっかりと合格とはすばらしいです。

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