貸借対照表(勘定式)

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では勘定式の貸借対照表について解説します。

簿記3級で学習した貸借対照表

簿記3級で学習した貸借対照表は次のようなものでした。

貸借対照表

このような貸借対照表の書式を勘定式といいます。

貸借対照表(勘定式)

損益計算書は報告式なのに貸借対照表はなぜ勘定式なんだとお思いの方も多いかと思います。検定試験では貸借対照表はほとんどの場合勘定式が出題されます。

貸借対照表の場合、勘定式と報告式の違いはそれほどありません。借方と貸方を左右に並べて表示するのが勘定式、借方と貸方を上下に並べて表示するのは報告式です。具体的には次のようになります(金額は例です)。

貸借対照表(勘定式)

書式自体は簿記3級で学習したものと変わらないのですが、上のように簿記2級では損益計算書(報告式)のように表示区分があります。今回はこの表示区分についてお伝えします。

Ⅰ流動資産

流動資産の区分には次の2つを表示します。

  1. 通常の営業活動で使われる資産の勘定科目
  2. 1以外のものについては、次期に現金や費用になる予定のもの

1に入るものとして『現金預金』『売掛金』『受取手形』『商品』などが、2に入るものとして『有価証券』『貸付金(返済日が次期)』『前払費用(次期に費用になるもの)』『未収収益』などがあります。

ここに挙げたのはあくまでも一例です。徐々に身につけていくようにしましょう。

Ⅱ固定資産

固定資産の区分には、次期よりも先にしか現金や費用にならないものが入ります。もちろん現金にする予定の無い建物なども入ります。

この区分には「有形固定資産」「無形固定資産」「投資その他の資産」というさらに細かい区分があります。

1.有形固定資産

有形固定資産の区分には形のある固定資産が入ります。『建物』『備品』『車両運搬具』『土地』『建設仮勘定』などあります。

ここに挙げたのはあくまでも一例です。徐々に身につけていくようにしましょう。

2.無形固定資産

無形固定資産の区分には形のない固定資産が入ります。『特許権』『実用新案権』『意匠権』『商標権』『著作権』『借地権』『のれん』などがあります。

ここに挙げたのはあくまでも一例です。徐々に身につけていくようにしましょう。

3.投資その他の資産

投資その他の資産の区分には1年以上の長期にわたって行っている投資などがあてはまります。『貸付金(返済日が次期より先)』などがあります。

ここに挙げたのはあくまでも一例です。徐々に身につけていくようにしましょう。

Ⅲ繰延資産

繰延資産の区分には繰延資産が入ります。『創立費』『開業費』『株式交付費』『社債発行費』などがあります。

ここに挙げたのはあくまでも一例です。徐々に身につけていくようにしましょう。

Ⅰ流動負債

流動負債の区分には次の2つを表示します。

  1. 通常の営業活動で使われる負債の勘定科目
  2. 1以外のものについては、次期に1年以内に期限が到来する債務など

1に入るものとして『買掛金』『支払手形』『未払法人税等』などが、2に入るものとして『有価証券』『借入金(返済日が次期)』『前受収益(次期に収益になるもの)』『未払費用(次期に支払う)などがあります。

ここに挙げたのはあくまでも一例です。徐々に身につけていくようにしましょう。

Ⅱ固定負債

固定負債の区分には、次期よりも先にしか期限が到来しない負債が入ります。『社債(満期日が次期よりも先)』『借入金(返済日が次期よりも先)』『退職給付引当金』などがあります。

ここに挙げたのはあくまでも一例です。徐々に覚えていくようにしましょう。

Ⅰ資本金

資本金の区分には資本金が入ります

Ⅱ資本剰余金

資本剰余金の区分には「資本準備金」と「その他資本剰余金」というさらに細かい区分があります。それぞれ「資本準備金」「その他資本剰余金」が入ります。

Ⅲ利益剰余金

利益剰余金の区分には「利益準備金」と「その他利益剰余金」というさらに細かい区分があります。それぞれ「利益準備金」「その他利益剰余金」が入ります

このように資産・負債・資本はその勘定の性質に応じてそれぞれの部のどこかに表示されます。勘定の性質を確認しながら覚えていくと理解が深まると思います。

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