簿記における諸口とは

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。簿記を学習していると「諸口」という言葉が色々なところで出てきます。この記事では様々な「諸口」について解説します

簿記における諸口とは

簿記を勉強していると「諸口」は色々なところで出てきます。例えば次のようなところです。

  • 仕訳帳から総勘定元帳へ転記するとき、相手勘定科目が複数のときに摘要欄に書く「諸口」
  • 特殊仕訳帳制における特別欄以外の「諸口」欄

仕訳帳から総勘定元帳へ転記するとき、相手勘定科目が複数のときに摘要欄に書く「諸口」

仕訳帳から総勘定元帳へ転記するとき、相手勘定科目が複数のときには摘要欄に「諸口」と書きます。

複数書き込むにはスペースが足りないからこのようにするのですが、内容を知りたいときには仕訳帳を見なければならないので不便です。「現金・売掛金」のように書いてもいいのではないかと個人的には思います。

特殊仕訳帳制にある特別欄以外の「諸口」欄

特殊仕訳帳制で特別欄を作った場合、特別欄以外の欄を「諸口」欄と言います。この諸口は「その他」という意味で使われています。

この諸口欄は重要で、特殊仕訳帳制では必要不可欠なのですが、意味的には「その他」なのだから「その他」と書けばいいのではないかと個人的には思います。

諸口という言葉は「諸(いろいろな)」「口(勘定口座)」という意味で昔は使われていたのですが、現在では古語みたいになっているので、意味が分かりません (総勘定元帳の一つ一つの勘定のことを「勘定口座」といいます。)。

より適切な意味を表す言葉に変わっていくといいなと思っています。

もう一つの「諸口」

実はこれら以外にも諸口があります。仕訳帳に仕訳を書くときに勘定科目が複数の場合には上の行に「諸口」と書きます。ですが、これは完全に昔の話です。

この「諸口」は勘定科目が複数になっているということを伝えるための目印なのですが、意味はありません。簿記的にも重要なことではないので、今はこれを教えることはほとんどないと言えます。

手書きで仕訳を切るときにはやっていることもあるかもしれませんが、ほとんど見かけません。

このように色々な「諸口」があるのですが、時代の流れに応じて徐々に簿記も変わっていってほしいなと感じています。

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