簿記検定に合格できない3つの理由

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では簿記検定に合格できない理由について解説します。

なぜ、こんなに簿記検定の合格率は低いのか…

みなさんは簿記検定の合格率をご存知でしょうか?なんと、最近10回(134回から143回まで)の日商簿記3級の合格率が約40.3%しかないのです(日本商工会議所の受験者データより)。

1級の合格率が低いのは分かります。難易度は相当に高いですから。2級も1級ほどではないにせよ、かなり難しいと言えます。しかし、なぜ3級の合格率がここまで低いのでしょうか。以下、その原因について考えてみました。

簿記検定不合格理由その1~努力不足~

残念ですが、これがやはり一番多いです。この原因については、解決策は一つしかありません。がんばりましょう。

簿記検定不合格理由その2~丸暗記中心~

仕訳を片っ端から丸暗記するタイプです。覚えることが得意な方に多いです。正直に言いますと、3級であれば丸暗記でも対応することは可能です。しかし、著しく非効率な勉強になってしまいます。

それに、2級や1級では丸暗記での合格はほぼ不可能です。少なくとも私の周りには1人もいません。また、簿記を理解できているわけではないので、実務でも全く使えなくなってしまいます。

もし、現在丸暗記にたよった勉強をされている方は、今この瞬間から改める方向でいきましょう。

簿記の合格には体系的な理解が重要です。

簿記検定不合格理由その3~電卓技術が未熟~

意外な落とし穴がこの「電卓」です。電卓が使えていないのです。電卓がある程度使えるようにならなければ、簿記検定の合格は遠くなってしまいます。

電卓が使えていない自覚がある方は、しっかりと電卓の操作方法を勉強することをオススメします(ただし、右手1本指で簿記1級を取得できた人も知っているので、電卓が使えなければ絶対に合格できないというわけではありません)。

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“簿記検定に合格できない3つの理由” への4件のフィードバック

  1. みかん より:

    ■剰余金の配当の使用について

    こんにちは、いつもお世話になっております。

    剰余金の配当の使用について教えて下さい。

    一連の流れとして

    ①繰越利益剰余金1,500円を配当した。
    配当金1,000
    利益準備金100
    新築積立金400

    繰越利益剰余金1、500 未払配当金1,000
                    利益準備金100
                    新築積立金400

    ②新しく400円の建物を現金で建てた。
    建物400 現金400
    新築積立金400 繰越利益剰余金400

    上の2行目の仕訳はあっているでしょうか?
    あっているとすると、繰越利益剰余金というものは任意積立金+繰越利益剰余金の合計額というものは当期純損失がでない限り、決算が来るたびに増え続けるという事でいいのでしょうか?

    繰越利益剰余金の残高をみて株主が配当を要求するものだと考えていました。そのため新しく
    建物を建てることを株主に理解させるために繰越利益剰余金から新築積立金に振り替えるという考え方だと思っていました。しかし上記②の下の仕訳が正しいとすると、繰越利益剰余金といいながらも剰余金ではなくすでに建物になっているということになるのですが、この時点で理解不能になってしまいました。
    すみませんが考え方が間違っていることろを教えて下さい。

    • dokuboki より:

      >上の2行目の仕訳はあっているでしょうか?

      合っています。問題ありません。

      >繰越利益剰余金というものは任意積立金+繰越利益剰余金の合計額というものは当期純損失がでない限り、決算が来るたびに増え続けるという事でいいのでしょうか?

      配当が支払われれば減っていきますし、資本金や利益準備金へ振り替えることもあります。

      おそらくみかんさんは複式簿記の考え方のところで混乱していらっしゃるかと予想しました。ピントがずれていたらすみません。

      例えば、100,000円を現金で借入れた場合、

      (借)現金 100,000/(貸)借入金 100,000

      という仕訳を切ります。そして、この現金で建物を買った場合、

      (借)建物 100,000/(貸)現金 100,000

      という仕訳を切ります。この時点で借入れた現金は建物になっていますが、借入金という債務は存在しています。これを「借入金を建物で返すことはできないから…」と考えるのは変ですよね。

      みかんさんがおっしゃっているのは、これと同じことだと思ってください。

      貸借対照表の右側(負債・資本)は資産の調達源泉を表し、左側(資産)は運用形態を表しています。簡単に言えば、どのような形で調達したものをどのような形で使っているのかを表すのが貸借対照表だということです。

      確かにみかんさんがおっしゃるように「繰越利益剰余金=配当できる金額」という考え方は一理あります(配当できる金額は剰余金の額をもとにして計算します)。しかし、それが現金として手許になければならないというのは別問題だということが先ほどの借入金の例をじっくりと考えていただければ分かるかと思います。

      • みかん より:

        お答えありがとうございます。

        >この時点で借入れた現金は建物になっていますが、借入金という債務は存在しています。これを「借入金を建物で返すことはできないから…」と考えるのは変ですよね。

        とてもわかりやすかったです
        借入金は金とついているのにすでに建物であるということと、繰越利益剰余金は剰余金とついているのにすでに建物であるというのは同じことであると理解できました。

        いつもお答えいただき本当に感謝いたしております。またよろしくお願いします。

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