精算表の推定問題を解くときのコツ
- 投稿日:2016年2月6日 |
- 最終更新日:2016年9月19日 |
- カテゴリ:簿記(コラム)
こんにちは、簿記合格請負人の平野です。精算表の問題で推定問題が出されることがあります。通常の精算表の問題よりも難易度は高いです。この記事では、精算表の推定問題を解くときのコツについて解説します。
結局は仕訳が大切
推定問題であっても、きちんと仕訳を切れることが決定的に大切です。仕訳をしっかりと切れるようにしておくことです。
金額が意味しているものについても理解しておく
その金額が意味しているものは何なのか、きちんと理解しておくことが大切です。覚えるのではありません。決算整理仕訳の内容から、きちんと金額の意味を考えられるようにしておくのです。
例えば、決算整理前残高試算表の「繰越商品」と「仕入」の金額は何を意味しているでしょうか。繰越商品は前期末の商品の在庫を、仕入は当期に仕入れた商品の金額を表しています。
それに対して決算整理後残高試算表の「繰越商品」と「仕入」は意味している内容が違います。繰越商品は当期末の商品の在庫を、仕入は当期に売り上げた商品の原価(売上原価)を表しています。
これは一例です。このように金額の意味を理解しておくことが重要です。この理解があることで推定もやりやすくなります。
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タグ:精算表
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