小切手に必要事項を記入した時点で仕訳を切る理由

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では小切手に必要事項を記入した時点で仕訳を切る理由について解説します。

小切手の振出

小切手を取引相手に渡すときには、次の一連の作業を行うことになります。

  1. 小切手に必要事項を記入し、署名する
  2. その小切手を渡す

そのとき1の作業をした時点で仕訳を切るのですが、2まで行ってから仕訳を切れば未渡小切手のような面倒なことにならなくていいと考える方も多いと思います。

しかし、1の時点で仕訳を切る理由があるのです。

小切手に必要事項を記入した時点で仕訳を切る理由

1で小切手に必要事項を記入するのですが、この必要事項の中に「支払日」も含まれています。1の時点で支払日も記入するのです。そのため、もし2の時点で仕訳を切った場合、1と2の日付が異なれば、手形帳に書かれた日付と帳簿の日付が合わなくなってしまいます。

この場合、「帳簿の正確さを確認したい場合」や「監査や税務調査などが入り、取引が本当に行われたかを外部に説明しなければならない場合」に非常に手間がかかるのです。そのため、実務上「支払日」に手形を振り出すと表現し、「支払日」の日付で仕訳を切るのです。

「振出す」という言葉の意味

正確には、1の作業をした時点で手形を「振り出した」と表現するのですが、1と2を合わせて手形を振り出したと表現する場合もあります。簿記検定でも1と2を合わせて振り出したと表現している問題文も多いです。

検定試験では次のように判断して問題ありません。

  • 銀行勘定調整表の問題で振出すといったら1だけの意味
  • 銀行勘定調整表以外の問題で振出すといったら1と2の意味

あまり細かく考えると余計に混乱してしまうので、このように考えるといいと思います。

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