商品有高帳への返品や値引きの記入方法について

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。

仕入れた商品に返品や値引きが発生した場合には仕入帳に赤字で記入します。仕入帳には商品が減少したときに記入する欄がないので、これ以外の方法は考えられません。

しかし、商品有高帳の場合、商品が減少したときに記入する欄(払出欄)があるので2つの方法が考えられます。この記事では商品有高帳への返品や値引きの記入方法について解説します。

商品有高帳(先入先出法)
商品有高帳(移動平均法)
商品有高帳(総平均法)

商品有高帳の記入方法

先ほどお伝えしたことを考えると、商品有高帳の記入方法には次の2つが考えられます。

  1. 仕入のマイナスとして受入欄に赤字記入
  2. 払出しとして払出欄に黒字記入

どちらもありえますが、1の方が優れていると考えられています。理由は次の2点です。

  • 仕入帳と受入欄が首尾一貫する
  • 受入欄で純仕入高が示される

ただ、商品有高帳は商品の増減と帳簿残高を示すのが目的の補助簿です。仕入帳と首尾一貫するための補助簿でもなければ、純仕入高を示すための補助簿でもありません。なので2が絶対にだめということにもなりません。

実際、商品の動きに注目すると2にも一理あると言えます。理由としては次の4つが考えられます。

  • 返品によって商品が出て行くから払出しと考えても全く問題がない
  • 値引きの場合は商品は払い出されないけれど金額が減少することに変わりはないので、問題がない
  • 仕入帳には記入する場所が1つしかないから仕方がないが、商品有高帳には2つあるからそこを使えばいい
  • 摘要欄に返品や値引きと書くから、払出欄に書いても誤解はない

どれも消極的な理由です。積極的に2がよいと言える理由はありません。1の方が優れているのは事実なので簿記3級でも1の方法で学習します。

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