- 電卓に%っていうボタンがついているんだけど……
- 電卓のパーセントキーの使い方が分からない
- 11,657,300の30%の計算方法を教えて!
電卓の操作方法を教わることは少ないので、電卓の操作方法が分からないと悩んでいる方は非常に多いです。パーセントキーの使い方も詳しくは知られていません。
私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。もちろん電卓の使い方にも精通しています。
この記事ではパーセントキーを使った「割合計算」「割増計算」「割引計算」「比率計算」について解説します。
この記事を読めばパーセントキーの活用法が全て分かります。余計な操作をすることなくパーセントの計算を行うことができるようになります。
結論を一言で言うと、パーセントキーでは次の5つの計算ができます。
- 6,000の30パーセントを求めるときには、[6][00][0][×][30][%]と入力します。
- 6,000の30パーセント増しを求めるときには、[6][00][0][×][30][%][+][=]と入力します。
- 6,000の30パーセント引きを求めるときには、[6][00][0][×][30][%][-][=]と入力します。
- 100は2,000の何パーセントかを求めるときには、[1][00][÷][2][00][0][%]と入力します。
- 3,000は2,000の何パーセント増かを求めるときには、[3][00][0][÷][2][00][0][%][-][1][00][=]と入力します。
パーセント計算(%)の5つの使い方

パーセントキー(%)は割合や割引、割増、比率などでパーセントの計算をするときに使います。次の5つの使い方があります。
割合計算:□の○パーセントは[□][×][○][%]と入力する
□の○%を計算したいときにはパーセントキーを使うことができます。
例えば、6,000の30パーセントを求めるときには、[6][00][0][×][30][%]と入力します。
パーセントキーを使わずに[6][00][0][×][0][.][3][=]と入力しても計算できるので、パーセントキーを必ずしも使う必要はありません。
しかし、パーセントキーを使うことでキー操作の回数を減らすことができるので便利です。
割増計算:□の○パーセント増しは[□][×][○][%][+][=]と入力する
□の○%増しを計算したいときにはパーセントキーを使うことができます。
例えば、6,000の30パーセント増しを計算するときには、[6][00][0][×][3][0][%][+][=]と入力します。
6,000の5パーセント増しを計算するときには、[6][00][0][×][5][%][+][=]と入力します。
パーセントキーを使わずに[6][00][0][×][1][.][3][=]と入力しても計算できるので、パーセントキーを必ずしも使う必要はありません。
しかし、パーセントキーを使うことでキー操作の回数を減らすことができるので便利です。
割引計算:□の○パーセント引きは[□][×][○][%][-][=]と入力する
□の○パーセント引きを計算したいときにはパーセントキーを使うことができます。
例えば、6,000の20パーセント引きを求めるときには、[6][00][0][×][2][0][%][-][=]と入力します。
パーセントキーを使わずに[6][00][0][×][0][.][8][=]と入力しても計算できるので、パーセントキーを無理に使う必要はありません。
しかし、パーセントキーを使わない場合、○%を引いた数字(この例で言う0.8)は暗算で行うことになるので少し大変です。
もし「23.597パーセント引き」といった計算を行う場合はパーセントキーを使う必要があります。
比率計算(全体の何パーセントか計算):□は○の何パーセントなのかは[□][÷][○][%]と入力する
□は○の何パーセントなのかを計算したいときにはパーセントキーを使うことができます。
例えば、100は2,000の何パーセントなのかを求めるときには、[1][00][÷][2][00][0][%]と入力します。
パーセントキーを使わずに[1][00][÷][2][00][0][=]と入力すると小数での数値が求まるので、その答えに[×][1][00]と入力を加えることで全く同じ計算ができます。
しかし、パーセントキーを使うことでキー操作の回数を減らすことができるので便利です。
比率計算2:□は○の何パーセント増しなのかは[□][÷][○][%][-][1][00][=]と入力する
□は○の何%増しなのかを計算したいときにはパーセントキーを使うことができます。
例えば、3,000は2,000の何パーセント増かを求めるときには、[3][00][0][÷][2][00][0][%][-][1][00][=]と入力します。
パーセントキーを使わずに[3][00][0][÷][2][00][0][-][1][=]と入力すると小数での数値が求まるので、その答えに[×][1][00]と入力を加えることで全く同じ計算ができます。
しかし、パーセントキーを使うことでキー操作の回数を減らすことができるので便利です。
【まとめ】電卓のパーセント計算(%)の5つの使い方

パーセントキー(%)は割合や割引、割増、比率などで百分率の計算をするときに使います。次の5つの使い方があります。
- 6,000の30パーセントを求めるときには、[6][00][0][×][30][%]と入力します。
- 6,000の30パーセント増しを求めるときには、[6][00][0][×][30][%][+][=]と入力します。
- 6,000の30パーセント引きを求めるときには、[6][00][0][×][30][%][-][=]と入力します。
- 100は2,000の何パーセントかを求めるときには、[1][00][÷][2][00][0][%]と入力します。
- 3,000は2,000の何パーセント増かを求めるときには、[3][00][0][÷][2][00][0][%][-][1][00][=]と入力します。
これらがパーセントキーの効果的な使い方です。
- 電卓の使い方については「【簿記】電卓・計算機の使い方【シャープ,カシオ,キャノン,無印対応版】」で網羅的にお伝えしています。
- 簿記におすすめの電卓は「【日商簿記検定3級・2級・1級共通】電卓・計算機おすすめ3選【公認会計士・税理士試験・経理・初心者にも】」で詳しく解説しています。
- 弊社は簿記通信講座【簿記革命】を運営しています。私とともに日商簿記検定の合格を目指して勉強したい方は「【簿記革命】暗記せずに日商簿記1級に合格できる通信講座」をぜひご検討ください。
コメント
□の○パーセント増しは[□][×][○][%][+][=]と入力する
このコピペ送るとわかりにくいと言われました。
□の○パーセント増しは[□][+][○][%][=]と入力する
この順で入力で正しく出ました。
この[□][×][○][%][+][=]だと出ませんでした。
コメントありがとうございます。私が使用している「EL-G35」では「[□][×][○][%][+][=]」でも「[□][+][○][%]」でも計算できます。「[□][+][○][%][=]」と最後に[=]をつけると計算結果が変になります。
細かい仕様は同じメーカーでも異なりますので、この方法でうまくいかない場合は説明書などから他の方法を試されてください。複数の方法でできるのであれば分かりやすい方法で操作すれば大丈夫です。