簿記学習者必見!電卓のメモリー機能の使い方

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。ほとんどの電卓にはメモリー機能がついていますが、このメモリー機能を使いこなせると非常に便利です。この記事ではメモリー機能の使い方について解説します。

メモリーキー(M+、M-、RMまたはMR、CMまたはMC)

メモリー機能は電卓操作の最難関であり、また最も便利な機能でもあります。電卓についている[M+]や[M-]など、Mがついているキーがメモリー機能に関係しているのですが、メモリー機能の使い方を知っている人はほとんどいません。

たいていの人が「これってどうやって使うんだろう?」などと思いながら電卓と付き合っているのです。

一般の方ならそれで構わないのですが、簿記検定を受験しようと思われている方はメモリー機能を使いこなす必要があります。この機能をマスターすれば、かなり複雑な計算も最小限のメモでできるようになります。

この記事をご覧になった今を機会にがんばってマスターしてしまいましょう。

メモリーキーの各キーの意味

メモリーキーの各キーの意味をまとめると次のようになります。

  • メモリープラスキー(M+)…表示されている数値をメモリーに足す
  • メモリーマイナスキー(M-)…表示されている数値をメモリーから引く
  • リターンメモリーキー(MR,RM)…メモリーの数値を表示する
  • クリアメモリーキー(MC,CM)…メモリーの数値を消す

では、ここで出てくるメモリーとは何でしょうか。メモリーとは独立した記憶領域のことです。記憶領域は数値を入れる箱のようなものだと考えてください。数値を入れる箱というものが電卓の中にあるのです。より詳しくメモリーキーの各キーの意味をまとめると次のようになります。

  • 箱の中の数値に足すときはメモリープラスキー(M+)を押す
  • 箱の中の数値から引くときはメモリーマイナスキー(M-)を押す
  • 箱の中の数値を表示したいときはリターンメモリーキー(MR,RM)を押す。メモリーリターンキー(MR,RM)を押すことで、それまで足されたり引かれたりした箱の中の数値が表示される。
  • 箱の中を消したいときはクリアメモリーキー(MC,CM)を押す。クリアメモリーキー(MC,CM)を押すことで、箱の中が消されて0になる。

メモリーキーの具体的な使用例

具体例として、(387×937)-(152×352)を求める場合を考えてみます(かっこは本来不要ですが、分かりやすいようにあえて使っています)。

この計算をメモリー機能を使わずに求めようと思ったら、387×937を求めてメモし、152×352を求めてメモし、そのメモした1つ目の数値から2つ目の数値を引く必要があります。

メモをしていては時間もかかるし、メモする時に写し間違いしてしまうなどのミスも増えてしまうためいい方法とはいえません。ここでメモリー機能を使ったらどうなるかをご説明します。

メモリーとは数値を入れる箱のようなものです。そこで、まず387×937を求めて、箱の中に入れます。そのあと、152×352の答えを求めて、箱の中の数値から引きます。この結果、答えが求まります。

メモリーキーの具体的な操作方法

では、具体的な操作方法をご説明します。結論からいうと、[3][8][7][×][9][3][7][M+][1][5][2][×][3][5][2][M-][RM][=]で解答です。

次の流れで考えると分かりやすいです。

  1. [3][8][7][×][9][3][7]で前半のかっこの中を求める
  2. [M+]で箱の中に入れる
  3. [1][5][2][×][3][5][2]で後半のかっこの中を求める
  4. [M-]で箱の中(387×937の答え)から引く
  5. [RM]で箱の中身を表示する
  6. [=]で終える(=で終えるクセをつけておく

メモリー機能の使い方はこのような感じになります。

メモリー機能は分母が複雑な計算に非常に便利

簿記では、割る数がかなり複雑な割り算(分数)の計算を行う場合があります。メモリー機能を使えなければ、一つ一つ計算してはメモを繰り返して解答を求めなければなりません。メモリー機能を使うことで、メモすることなく計算することができます。

では、例題です。(872+972-415)÷{187+(287+652)÷3}を求めてみましょう。この計算をメモリー機能を使わずに求めようと思ったら、次のような手順になります。

  1. [2][8][7][+][6][5][2][÷][3][+][1][8][7]と入力して答えをメモ
  2. [8][7][2][+][9][7][2][-][4][1][5][÷]と入力
  3. さきほどのメモの数字を入力
  4. [=]と入力

途中にメモという作業が入るため手間もかかるしミスもしやすいです。

では、これをメモリー機能を使いこなして計算してみましょう。答えは[1][8][7][M+][2][8][7][+][6][5][2][÷][3][M+][8][7][2][+][9][7][2][-][4][1][5][÷][RM][=]です。次のように考えると分かりやすいです。

  1. [1][8][7][M+]で187をメモリーの箱の中に入れる
  2. [2][8][7][+][6][5][2][÷][3][M+]で(287+652)÷3の答えをメモリーの箱の中に追加する(この時点で箱の中には「187+(287+652)÷3」の計算結果、つまり割る数が入っています)
  3. [8][7][2][+][9][7][2][-][4][1][5]で割られる数を計算する
  4. [÷]で割り算の命令を出す
  5. [RM]で箱の中に入っている割る数を呼び出す
  6. [=]で割り算の答えを表示する

こうすることでメモという作業をせずに一気に答えが求まります。手順が長いですが、この電卓操作の本質は次の3つにまとめられます。

  1. 割る数を先に計算してメモリーの箱の中に入力する
  2. 割られる数を計算する
  3. [÷][RM][=]と入力する

この手順がポイントです。簿記ではこの[÷][RM][=]を頻繁に使います。難易度は高いですが、この計算は慣れると本当に便利です。割る数が複雑な形のときには、非常に使える方法です。

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