小口現金出納帳の書き方【補給のタイミングが重要】

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  • 小口現金出納帳っていう補助簿が出てきたんだけど……
  • 小口現金出納帳の記入の方法が分からない
  • 小口現金出納帳について教えて!

小口現金出納帳は他の補助簿と比べて記入方法が複雑なので混乱してしまう方が非常に多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。もちろん小口現金出納帳についても熟知しています。

この記事では小口現金出納帳について解説します。

この記事を読めば小口現金出納帳の記入の仕方が分かるようになり、本試験で出題される小口現金出納帳の問題も解けるようになります。

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小口現金出納帳は小払係がつける

定額資金前渡法(インプレスト・システム) を採用している場合、小払係が経理課に支払報告をします。

その支払報告を小口現金出納帳で行うのが一般的です。報告と同時に小口現金出納帳を締切るのです。経理課以外がつける補助簿ということでやや特殊です。

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小口現金出納帳の具体例

即日補給と翌日補給の2パターンあるので一つずつご紹介します。

即日補給の場合

即日補給の小口現金出納帳のひな形は次のようになります。

小口現金出納帳(即日補給)

小口現金出納帳への記帳の流れを押さえておくことが重要です。

1.前週繰越を記入

即日補給の場合は補給の後に繰り越されるため、繰り越される金額は補給後の金額、つまり最初に小払係に渡すと決めた金額と同じになります。この金額を受入欄に記入します。

2.日々の支払を記入

日々の支払を記入します。内訳のどの欄に記入すべきかは仕訳が切れれば分かります。摘要欄は問題文をそのまま写す形で大丈夫です。

3.支払報告

帳簿を締めて合計金額を記入します。そして経理課に支払報告をします。

4.支払分の補給

支払い合計額と同額を受入欄に記入します。即日補給なので、日付は支払報告した日付となります。

5.次週繰越を記入

即日補給の場合は補給の後に繰り越されるため、次週繰越の金額は最初に小払係に渡すと決めた金額と同じになります。

また、次週繰越に関しては赤字で記入する必要がありますが、検定試験では赤色鉛筆が持ち込めないため黒字で記入して大丈夫です。

6.帳簿の締め切り

ここでもう一度帳簿を締め切り、受入欄と支払欄の金額の一致を確かめます。

7.前週繰越を記入

1と同様です。以下は繰り返しになります。

翌日補給の場合

翌日補給の小口現金出納帳のひな形は次のようになります。

小口現金出納帳(翌日補給)

翌日補給の場合も小口現金出納帳への記帳の流れを押さえておくことが重要です。

1.前週繰越を記入

翌日補給の場合は繰り越したあとに補給されるため、繰り越される金額は最初に小払係に渡すと決めた金額から先週に支払った金額を引いた金額になります。この金額を受入欄に記入します。

2.支払分の補給

翌日補給の場合、支払分の補給は繰越したあとになります。先週に支払った金額を受入欄に本日補給として記入します。前週繰越の金額と本日補給の金額を加えると、最初に決めた金額になります。

このひな形では、先週の支払額が80,000円だったとみなして作成しています。

3.日々の支払を記入

日々の支払を記入します。内訳のどの欄に記入すべきかは仕訳が切れれば分かります。また、摘要欄は問題文をそのまま写す形で大丈夫です。

4.支払報告

帳簿を締めて合計金額を記入します。そして経理課に支払報告をします。

5.次週繰越を記入

翌日補給の場合は支払った金額を補給される前に繰り越すことになります。そのため、繰り越される金額は最初に小払係に渡すと決めた金額からその週に支払った金額を引いた金額になります

また、次週繰越に関しては赤字で記入する必要がありますが、検定試験では赤色鉛筆が持ち込めないため黒字で記入して大丈夫です。

6.帳簿の締め切り

ここでもう一度帳簿を締め切り、受入欄と支払欄の金額の一致を確かめます。

7.前週繰越を記入

1と同様です、以下は繰り返しになります。

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即日補給と翌日補給では「繰越金額」と「補給のタイミング」が違う

即日補給と翌日補給では次の2つが違います。

  • 繰り越される金額
  • 補給のタイミング

「繰り越される金額」と「補給のタイミング」の違いをしっかりと意識して2つの小口現金出納帳の記帳の流れを理解しておくことが重要です。

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