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法定福利費の仕訳とは【簿記3級】

  • 簿記を勉強していると法定福利費っていう勘定科目が出てきたんだけど……
  • 社会保険の取引が複雑で、どう処理したらいいのか分からない
  • 法定福利費について教えて!

法定福利費の問題はかなり実務的なので、しっかりと取引をイメージして勉強する習慣をつけておかないと失点してしまうことが多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。もちろん法定福利費についても熟知しています。

この記事では簿記3級に合格するために必要な法定福利費の知識について解説します。

この記事を読めば法定福利費が簿記3級の試験で出題されても自信を持って解答できるようになります。

結論を言うと、法定福利費は福利厚生費のうち、法律でしなければならないと決められているものです。法定福利費には厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料などがあります。

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メインの内容は簿記1級の勉強法についてですが、簿記3級であっても簿記1級であっても、簿記の勉強法に大きな違いはありません。

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法定福利費とは:福利厚生費のうち、法律で定められたもの

法定福利費とは福利厚生費のうち、法律でしなければならないと決められているものです。

福利厚生費とは従業員が健康的で気持ちよく働けるようにするための費用のことで、次の2つに分けられます。

  • 法定福利費:法律ですべきであると定められた福利厚生
  • 福利厚生費(狭義):企業が自主的に行っている福利厚生

一般的に福利厚生というと2つとも含みますが、簿記では「法定福利費」は法定福利費という勘定科目を使い、「福利厚生費(狭義)」は福利厚生費という勘定科目を使います。

法定福利費には次のようなものがあります。

  • 厚生年金保険料
  • 健康保険料
  • 雇用保険料
  • 労働者災害補償保険(いわゆる労災)

法定福利費の仕訳

社会保険料の会社負担額を計上した

例題

会社負担分の厚生年金保険料300,000円、健康保険料200,000円を計上した。

この例題の仕訳を考えてみましょう。

厚生年金保険料300,000円と健康保険料200,000円はどちらも社会保険料なので法定福利費となります。よって『(借)法定福利費500,000』となります。

また、法定福利費500,000円はまだ納めているわけではなく計上しただけです。よって未払費用で処理します。『(貸)未払費用500,000』となります。

まとめると次のようになります。

借方金額貸方金額
法定福利費500,000未払費用500,000

社会保険料を納付した

例題

前月分の厚生年金保険料(本人負担分300,000円、会社負担分300,000円)と健康保険料(本人負担分200,000円、会社負担分200,000円)を現金で支払った。

本人負担分は今月の給料から預かっている(先程の例の続きです)。

この例題の仕訳を考えてみましょう。

前月分の会社負担分は未払費用として計上しているので、「(貸)未払費用500,000」となっているはずです。未払費用500,000円を納付するので『(借)未払費用500,000』となります。

また、本人負担分は「(貸)預り金500,000」となっているはずです。

当月の給料日に次の仕訳が切られています。

借方金額貸方金額
給料(額面)×××現金(手取り)×××
預り金500,000

この預り金500,000円を納付するので『(借)預り金500,000』となります。

また、未払費用500,000円と預り金500,000円を合わせて1,000,000円を現金で支払ったので『(貸)現金1,000,000』となります。

まとめると次のようになります。

借方金額貸方金額
未払費用500,000現金1,000,000
預り金500,000

社会保険料は「前月の会社負担分」と「当月の給料から天引きして預かった分」を合わせて当月末までに納付します。

また、会社負担分と本人負担分は同額です(社会保険料を会社と本人で折半して負担します)。

【まとめ】法定福利費の仕訳とは【簿記3級】

法定福利費とは福利厚生費のうち、法律でしなければならないと決められているものです。法定福利費には厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料、労働者災害補償保険などがあります。

社会保険料は「前月の会社負担分」と「当月の給料から天引きして預かった分」を合わせて当月末までに納付するシステムになっています。

会社負担分と本人負担分は同額です(社会保険料を会社と本人で折半して負担します)。

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