訂正仕訳

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では訂正仕訳について解説します。

訂正仕訳

期中に行った仕訳が間違えていた場合、この間違いを修正しなければなりません。この修正の仕訳のことを訂正仕訳といいます。

修正液が使えれば修正液で消したいところですが、帳簿を修正液で消してはいけません。そこで、訂正仕訳を切ることになります。

訂正仕訳の手順

訂正仕訳の手順は次の流れで行います。

  1. 誤った仕訳を消すために、誤った仕訳の逆仕訳を行う
  2. 正しい仕訳を行う
  3. 1と2をまとめる

ちなみに、逆仕訳とは「金額はそのままで借方と貸方の勘定科目だけを逆にした仕訳」です。逆仕訳を切ることで、仕訳そのものが相殺されてなくなります

訂正仕訳の具体例

「売掛金80,000円の代金として現金を受け取った際、誤って貸方を売上として仕訳を行っていた」場合の訂正仕訳について考えてみます。

まずは誤った仕訳を考えます。現金を受け取って、貸方を売上にしてしまっているので、次の仕訳が誤った仕訳となります。

借方 金額 貸方 金額
現金 80,000 売上 80,000

これを消すために、この仕訳の逆仕訳を切ります。逆仕訳は「金額はそのままで借方と貸方の勘定科目だけを逆にした仕訳」なので、次の仕訳になります。

借方 金額 貸方 金額
売上 80,000 現金 80,000

逆仕訳を切ることで、誤った仕訳が借方、貸方ともになくなります

次に正しい仕訳を切ります。売掛金を現金で回収しているので、正しい仕訳は次の通りです。

借方 金額 貸方 金額
現金 80,000 売掛金 80,000

最後に、逆仕訳である「(借)売上80,000/(貸)現金80,000」と、正しい仕訳「(借)現金80,000/(貸)売掛金80,000」をまとめます。借方と貸方両方に『現金80,000』があるので、これらは消えてなくなります。よって、まとめた仕訳は次のようになります。

借方 金額 貸方 金額
売上 80,000 売掛金 80,000

訂正仕訳に慣れてくると…

訂正仕訳に慣れてくると、上記の手順を踏まなくてもいきなり訂正仕訳が切れるようになります。

「売掛金80,000円の代金として現金を受け取った際、誤って貸方を売上として仕訳を行っていた」という上記の例で考えてみましょう。

売上を売掛金に訂正するので、売上を売掛金に振り替えればいいということになります。売上を減らすので、『(借)売上80,000』となり、売掛金に振り替えるので『(貸)売掛金80,000』となります。

まとめると次のようになります。

借方 金額 貸方 金額
売上 80,000 売掛金 80,000

慣れてくればこのような考え方で訂正仕訳を切れるようになります。

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