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簿記3級の時間配分【ネット試験(60分)対応版】時間が足りない人必見

  • 簿記3級の本試験問題に挑戦しているんだけど……
  • 簿記3級の第3問を速く解く方法が分からない
  • 簿記3級の時間配分を教えて!


日商簿記に挑戦する場合、ほとんどの人は日商簿記3級に挑戦します。最初なのでコツがつかめず、時間内に本試験問題を解き終えることが出来ない方は非常に多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。この経験から、簿記3級の本試験問題の解き方は知り尽くしています。

この記事では簿記3級の本試験問題の時間配分について解説します。

この記事を読めば簿記3級を時間内に解くコツが分かります。本番でも制限時間内に解き終えることができるようになるので、合格がぐんと近づきます。

結論を一言で言うと、簿記3級の時間配分は「第1問:15分」「第3問:25分」「第2問:15分」がおすすめです。

簿記3級の時間短縮のコツを一言で言うと「迷う時間をなくすこと」と「第1問→第3問→第2問の順番で解くこと」です。

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時間配分は知っておくだけでは本番で実践することは難しいです。前もって練習しておくことが大切です。

本試験問題の練習には「合格するための本試験問題集 日商簿記3級」がおすすめです。

簿記3級の問題は「第1問→第3問→第2問」の順番で解く

簿記3級の問題は「第1問→第3問→第2問」の順番で解くことをお勧めします。

第1問は仕訳が15問出題されることがほぼ確実です。特に気をつけることはないので真っ先に解きます。

第1問の後は第3問に進んでいきます(第2問は後に回します)。第3問の方が35点と配点が大きく出題パターンもほとんど同じだからです。

第1問と第3問だけで80点あります。第1問と第3問でしっかりと得点できればほぼ確実に合格できるので、先に解くことが大切です。

もし通常通りの順番で解いていて時間配分を間違えてしまった場合、第3問の時間が最も少なくなってしまうリスクがあります。

第3問は35点あるので、大量失点してしまうと合格が危ういです。このリスクを避けるための順番です。

最後に残った時間で第2問を解きます。

各問題に対する時間配分の目安

第1問(仕訳問題):15分

最初に解き始めるのは第1問の仕訳問題です。仕訳問題はしっかりと練習をしておけば時間がかかる要素はほとんどありません。次の流れで仕訳問題を解いていきます。

  1. 問題文をしっかりと読む
  2. 適切な勘定科目を思い浮かべる
  3. 語群の中から最も適切と思われる勘定科目を選ぶ
  4. (必要であれば)金額の計算を行う

この一連の作業を1問あたり1分で行うことで、第1問が15分で解答できます。仮に15分で解答できなかった場合、いったん見切って次の大問に入ります。

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簿記3級で出題される仕訳は「【日商簿記3級仕訳問題】2023年度無料版【仕訳一覧113選】」でまとめています。直前の最終チェックなどにお使いください。

第3問(総合問題):25分

次に第3問を解きます。第3問は主に「精算表」「貸借対照表損益計算書」といった総合問題が出題されることが多いです。時間もそれなりにかけて構いません。

一つ一つしっかりと仕訳を行って集計し、解答していきます。

第3問の制限時間を25分とし、それ以上に時間がかかりそうであれば、いったん見切って次の大問に入ります。

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総合問題を解く方法には「仕訳型」「T字勘定型」「試算表加工型」があります。この中で最も早く解けるのは「試算表加工型」です。

試算表加工型はネット試験では使いにくいのですが、簿記1級にネット試験はないので簿記1級を目指す人には試算表加工型がおすすめです。

簿記1級を目指す方は簿記3級の勉強中から試算表加工型で解くことをお勧めします(できればネット試験ではなく紙の試験を受けることをおすすめします)。

総合問題の解き方については「残高試算表(合計残高試算表)の3つの解き方とコツ」で詳しく解説しています。

第2問(補助簿の問題など):15分

最後に第2問を解いていきます。第2問は補助簿の問題が出題されることが多いですが、例年にない問題が出題されることも多いです。

例年にない問題が出題された場合、難易度自体は低いことが多いです。しかし、過去の出題を中心に対策している人は得点することが難しいことも考えられます。

難しいと感じる場合は得点できるところを何とか見つけ出して1点でも多く得点する姿勢で取り組むことが大切です。

もちろん実力をしっかりとつけていれば初めて見る問題でも得点できるので、得点できる人はきっちりと高得点を取りきってください。

第2問の制限時間を15分とし、それ以上に時間がかかりそうであれば、いったん見切って次の大問に入ります。

全ての問題を解いた後:残っている5分で飛ばしている問題に挑戦する

各大問で制限時間をいっぱいに使っている場合、55分が経過しています。残りは5分です。この5分で飛ばしている問題に挑戦していきます。

「二択までしぼったけれど迷いがある問題」などはどちらでもいいのでとにかく記入します。また、全くわからない問題であっても選択問題であれば白紙にはせずにとにかく記入します。

最後にケアレスミスの確認をします。

これまで勉強してきて最後までなくならなかったミスなどを思い出し、そういったミスをしてしまっていないかをしっかりチェックしてください。

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ケアレスミスの減らしかたについては「簿記における3つのケアレスミスの原因とケアレスミスを減らす方法」で詳しく解説しています。

簿記3級の時間短縮のコツ:迷う時間をなくすこと

簿記3級の時間短縮のコツの1つは「第1問→第3問→第2問」の順番で解くことです。

「第1問→第3問→第2問」の順番で解くことで第3問を解き終わった時点でかなりの得点を確保していることになります。

精神的に余裕がある状態で第2問に挑戦することができるので、あせって時間の浪費をしてしまうことを防ぐことができます。

「第1問→第2問→第3問」の順番で解いていて第2問で変則的な問題が出題された場合、あせりから第3問の時間がなくなる危険があります。

簿記3級の時間短縮のもう1つのコツは「迷う時間をできるだけなくすこと」です。問題を解いていて一番時間を使っているのは「迷っている時間」です。

集中しているので時間の感覚はありませんが、多くの時間を使っています。

「迷っている時間」に比べれば「問題を読んでいる時間」や「電卓を操作している時間」などはごくわずかです。

しっかりと準備して迷う時間をできるだけなくすことで解答時間の時間短縮ができます。

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迷う時間をできるだけなくすことについては「簿記の基本が完璧に身についた状態とは…」で詳しく解説しています。

簿記2級以上を目指している人は簿記3級に時間配分の戦略は必要ない

このブログでは「簿記2級以上を目指す人は簿記3級を半分の時間で95点取れる力をつけること」をおすすめしています。

簿記3級を半分の時間で95点取れる実力をつけて簿記2級の勉強に入れば、簿記2級の内容をスムーズに身につけていくことができます。

「半分の時間で95点取れる実力」をつけているのであれば、試験本番で時間配分を気にする必要はありません。

いつもどおり解いていつもより慎重に見直しをすれば、試験本番独特の緊張などがあったとしても合格は確実です。

【まとめ】簿記3級の時間配分【ネット試験(60分)対応版】

簿記3級の時間配分は「第1問:15分」「第3問:25分」「第2問:15分」がおすすめです。「第1問→第3問→第2問」の順番で解くことをおすすめします。

時間短縮のコツは「第1問→第3問→第2問」の順番で解くことと「迷う時間をできるだけなくすこと」です。この2つができていれば時間が足りなくなることはありません。

時間配分は知っておくだけでは本番で実践することは難しいです。前もって練習しておくことが大切です。

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