【解き終わらない人必見!】簿記3級の時間配分【解く順番も大切】

  • 簿記3級の過去問に挑戦しているんだけど……
  • 簿記3級の第3問と第5問を速く解く方法が分からない
  • 簿記3級の時間配分を教えて!


ほとんどの人が最初に挑戦する日商簿記は簿記3級です。最初なのでコツがつかめず、時間内に過去問を解き終えることが出来ないケースは非常に多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。この経験から、簿記3級の本試験の解き方は知り尽くしています。

この記事では簿記3級の本試験問題の時間配分について解説します。

この記事を読めば簿記3級を時間内に解くコツが分かります。本試験でも制限時間内に解き終えることができるようになるので、合格がぐんと近づきます。

簿記3級の問題は「1→3→5→2→4」の順番で解く

簿記3級の問題は「1→3→5→2→4」の順番で解くことをお勧めします。

第1問は仕訳が5問出題されることがほぼ確実です。特に気をつけることはないので真っ先に解きます。

第1問の後は第3問、第5問と進んでいきます(第2問と第4問は後に回します)。第3問が30~32点、第5問が30~32点と配点が大きいからです。

第1問と第3問と第5問だけで80点以上あります。第1問と第3問と第5問でしっかりと得点できればほぼ確実に合格できるので、先に解くことが大切です。

もし通常通りの順番で解いていて時間配分を間違えてしまった場合、第5問の時間が最も少なくなってしまうリスクがあります。

第5問は30点~32点あるので、大量失点してしまうと合格が危ういです。このリスクを避けるための順番です。

最後に残った時間で第2問と第4問を解きます。

各問題に対する時間配分の目安

第1問(仕訳問題):10分

最初に解き始めるのは第1問の仕訳問題です。仕訳問題はしっかりと練習をしておけば時間がかかる要素はほとんどありません。次の流れで仕訳問題を解いていきます。

  1. 問題文をしっかりと読む
  2. 適切な勘定科目を思い浮かべる
  3. 語群の中から最も適切と思われる勘定科目を選ぶ
  4. (必要であれば)金額の計算を行う

この一連の作業を1問あたり2分で行うことで、第1問が10分で解答できます。仮に10分で解答できなかった場合、いったん見切って次の大問に入ります。

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簿記3級で出題される仕訳は「【2021年版】簿記3級全仕訳問題【これができれば大丈夫!】」でまとめています。直前の最終チェックなどにお使いください。

第3問(総合問題):35分

次に第3問を解きます。第3問は主に「決算整理後残高試算表の作成」といった総合問題が出題されることが多いです。時間もそれなりにかけて構いません。

一つ一つしっかりと仕訳を行って集計し、解答していきます。

第3問の制限時間を35分とし、それ以上に時間がかかりそうであれば、いったん見切って次の大問に入ります。

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総合問題を解く方法には「仕訳型」「T字勘定型」「試算表加工型」があります。この中で最も早く解けるのは「試算表加工型」です。

簿記2級以上を目指すのであれば簿記3級の勉強中から試算表加工型で解くことをお勧めします。

総合問題の解き方については「簿記検定で出題される総合問題の3つの解き方」で詳しく解説しています。

第5問(総合問題):25分

次に第5問を解きます。第5問は「精算表の作成」「財務諸表の作成」といった総合問題が出題されることが多いです。時間もそれなりにかけて構わない問題と言えます。

一つ一つしっかりと決算整理を行い、精算表や財務諸表を完成させていきます。

第5問の制限時間を25分とし、それ以上に時間がかかりそうであれば、いったん見切って次の大問に入ります。

現時点で70分が経過していますが、ここまでの全てを得点できていれば80点~84点取れています(第1問が20点、第3問が30~32点、第5問が30~32点あります)。つまり、すでに合格しています。

理想的には第1問、第3問、第5問だけで合格を確定できる実力をつけて本試験に臨みたいところです。

第2問(補助簿の問題など):10分

ここから第2問を解いていきます。第2問は補助簿の問題が出題されることが多いですが、例年にない問題が出題されることも多いです。

例年にない問題が出題された場合、難易度自体は低いことが多いです。しかし、過去の出題を中心に対策している人は得点することが難しいことも考えられます。

難しいと感じる場合は得点できるところを何とか見つけ出して1点でも多く得点する姿勢で取り組むことが大切です。

もちろん実力をしっかりとつけていれば初めて見る問題でも得点できるので、得点できる人はきっちりと高得点を取りきってください。

第2問の制限時間を10分とし、それ以上に時間がかかりそうであれば、いったん見切って次の大問に入ります。

第4問(伝票など):10分

最後に第4問を解いていきます。第4問は伝票の出題が多いですが、例年にない問題が出題されることもあります。

例年にない問題が出題された場合、難易度自体は低いことが多いです。しかし、過去の出題を中心に対策している人は得点することが難しいことも考えられます。

難しいと感じる場合は得点できるところを何とか見つけ出して1点でも多く得点する姿勢で取り組むことが大切です。

もちろん実力をしっかりとつけていれば初めて見る問題でも得点できるので、得点できる人はきっちりと高得点を取りきってください。

第4問の制限時間を10分とし、それ以上に時間がかかりそうであれば、いったん見切って最後の締めに入ります。

全ての問題を解いた後:残っている30分で飛ばしている問題に挑戦する

各大問で制限時間をいっぱいに使っている場合、90分が経過しています。残りは30分です。この30分で飛ばしている問題に挑戦していきます。

「配点が大きい問題」「時間があればできそうな問題」から優先して挑戦していきます。

挑戦するのは20分程度にしておき、残りの10分はケアレスミスの確認に入ります。

これまで勉強してきてなかなかなくならなかったミスなどを思い出し、そういったミスをしてしまっていないかをしっかりチェックしてください。

簿記2級以上を目指している人は簿記3級に時間配分の戦略は必要ない

このブログでは「簿記2級以上を目指す人は簿記3級を60分以内に95点取れる力をつけること」をおすすめしています。

簿記3級を60分以内に95点取れる実力をつけて簿記2級の勉強に入れば、簿記2級の内容をスムーズに身につけていくことができます。

「60分以内に95点取れる実力」をつけているのであれば、試験本番で時間配分を気にする必要はありません。

いつもどおり解いていつもより慎重に見直しをすれば、試験本番独特の緊張などがあったとしても合格は確実です。

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