【無料あり】個人事業主におすすめの会計ソフト3選 | 経営15年目の会計のプロが解説

日商簿記3級
  • 個人事業主で青色申告をしようと思ってるんだけど……
  • 自分に合った会計ソフトが分からない
  • 会計ソフトのどのプランがいいのか教えて!

世の中にはたくさんの会計ソフトがあります。機能も値段もそれぞれで、どれを使うべきか分からないというケースは非常に多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営している簿記のプロです。2007年から会社を経営してきて、会計ソフトも使い続けています。もちろん会計ソフトの特徴も選び方も熟知しています。

この記事では会計ソフトの特徴と選び方について解説します。

この記事を読めばあなたがどの会計ソフトのどのプランを選べばいいのかが分かります。

結論を言うと、特殊な事情がない限りは、簿記3級の知識を身につけて「やよいの青色申告オンライン【セルフプラン(8,000円/年)初年度無料】」を使うのがおすすめです(私も弥生を使っています)。
【セルフプラン初年度無料】やよいの青色申告オンラインにいますぐ申し込む

【結論】会計ソフトの選び方【フローチャートで簡単】

早速ですが結論です。次の図に従っていけばあなたにぴったりの会計ソフトを選ぶことができます(左上がスタートです。金額は税抜です)。

【セルフプラン初年度無料】「弥生」にいますぐ申し込む
「freee」にいますぐ申し込む
「マネーフォワード」にいますぐ申し込む

これから、この選び方がおすすめな理由を順を追って解説していきます。

個人事業主の会計に対する考え方

確定申告は青色申告一択

確定申告には白色申告と青色申告がありますが、青色申告一択です。

青色申告には次のメリットがあります。

  • 推定課税されない
  • 青色申告特別控除が使える
  • 損失の繰越控除ができる

これらのメリットが大きすぎるので、青色申告を選択しない理由がありません。

関連記事

青色申告のメリットについては「個人事業主に簿記の勉強は何級まで必要なのか?【3級までで十分】」で詳しく解説しています。

個人事業主でも会計ソフトは必須

個人事業主でも会計ソフトは必須です。手書きで帳簿をつけていたり、EXCELで管理したりしている人もいるかもしれませんが、時間のロスが非常に大きいです。

無料の会計ソフトに「フリーウェイ経理Lite」がありますが、EXCELより少し手間が減る程度のものです。

個人事業主は基本的に事業に関する全ての作業を一人で行います。会計に使う時間はできるだけ減らさなければなりません。

会計ソフトは安いものであれば年間8,000円程度です。時給が2,000円だった場合、本業4時間分です。会計ソフトを使えば会計に使う時間を1年あたり4時間よりもはるかに減らすことができます。

記帳に使う時間を本業に使うことで会計ソフト代はすぐに回収できます。

会計ソフトを使う場合でも簿記3級の知識は必要

会計ソフトを使う場合でも簿記3級の知識は必要です。

会計ソフトの中には簿記の知識が全くなくても使えるものもあります。会計ソフトを使うために簿記の知識が必要というわけではありません。

簿記の知識が必要な理由は「自分の事業がどういう状態なのかを把握するため」です。「運転資金はいくら必要なのか」「会計ソフトにいくらかけてもいいのか」など、個人事業主として事業を行っていてもお金に関する意思決定は常に行わなければなりません。

簿記ができなかったら正しい意思決定ができません。簿記を3級まで身につけておけば、個人事業主として必要な知識の多くは身につきます。

これが簿記3級の知識が必要な理由です。

関連記事

個人事業主に簿記3級の知識が必要な理由については「個人事業主に簿記の勉強は何級まで必要なのか?【3級までで十分】」で詳しく解説しています。

個人事業主が使う会計ソフトはクラウド型一択

会計ソフトは「クラウド型」と「インストール型」に分けられます。個人事業主が使う会計ソフトはクラウド型一択です。

クラウド型会計ソフトはインターネットサービスを利用するものです。データもパソコンではなくインターネット上のサーバーに保存します。クラウド型会計ソフトの場合、パソコンが破損しても安心です。

インストール型会計ソフトはパソコンにインストールして使用するものです。インストール型会計ソフトの場合はデータもパソコンに保存するので、パソコンが破損すればデータも破損します。バックアップは必須です。

クラウド型とインストール型の違いをまとめると次のようになります。

クラウド型会計ソフトインストール型会計ソフト
費用安い高い
対応OSWINとMACの両方に対応基本WINのみ
バックアップ不要必須
デバイスPC、スマホ、タブレット基本PCのみ
特長シンプルで使いやすい高度な分析ができる

個人事業主では高度な分析が必要ありませんので、インストール型を利用するメリットはありません。個人事業主が使う会計ソフトはクラウド型一択です。

クラウド型の方が安い

インストール型は初期費用だけで毎月の費用がかからないので、インストール方の方が安いと思う人もいると思います。しかし、実際はクラウド型の方が安く済みます。インストール型も保守サービスが必要だからです。

保守サービスを受けなければ「法改正」や「提出書類の様式変更」に自分で対応しなければなりません。会計の専門家でもない限り自力で法改正や書類の様式変更に対応するのは大変です。時間もかかります。

そこで保守プランが必要になるのですが、保守プランをつけるとクラウド型より高くなってしまいます

インストール型はOSが新しくなると動かなくなるリスクがあります。仮に保守プランをつけないとしても、WIN10より新しいOSが出た場合には新製品を購入しなければならなくなる可能性が高いです。やはりインストール型の方が高くなってしまいます。

サービス終了を避けるため、市場シェアの大きい商品を選ぶ

会計ソフトで最も避けたいトラブルの一つは「使っている会計ソフトのサービスが終了すること」です。

サービスが終了すると、会計データを移管しなければなりません。会計ソフトによって操作画面が違うので、最初から操作方法を覚えなおす必要があります。必要のない手間が多く発生し、本業に悪影響が出てしまいます。

「サービス終了」のデメリットは非常に大きいです。「サービス終了」のデメリットを補ってあまりあるほどのメリットを持つ会計ソフトはありません。

それほどのメリットがあれば市場シェアも伸びているはずです。

会計ソフトは市場シェアの大きいものを選ぶ必要があります。

会計ソフトのサービス終了理由はユーザー数の伸び悩み

会計ソフトのサービスが終了する理由は「ユーザー数の伸び悩み」です。

会計ソフトのようなソフトウェアを提供するサービスは利用者が増えても追加のコストはほとんど発生しません。サービス利用者を増やせば増やすほど利益が雪だるま式に大きくなります。

逆に言うと、サービス利用者を増やせなかったら利益が出せません。ユーザー数の伸び悩みはサービス終了の大きな理由です。

クラウド会計ソフトの市場シェアはMMRIの「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2020年4月末)」によると次のとおりです。

個人事業主におけるクラウド会計ソフトの市場シェア(2020年4月時点)
  • 第1位:弥生(56.7%)
  • 第2位:freee(21.1%)
  • 第3位:マネーフォワード(16.8%)

上位3社での市場シェア:94.6%

上位3社での市場シェアは高く、寡占状態です。ユーザー数が多いほど利益が大きくなることを考えると、「弥生」「freee」「マネーフォワード」のサービスが終了する確率は相当に低いと考えられます。

会計ソフトは「弥生」「freee」「マネーフォワード」のいずれかを選ぶ必要があります。

個人事業主におすすめの会計ソフト3選

おすすめの会計ソフトは「弥生」「freee」「マネーフォワード」です。

「弥生」「freee」「マネーフォワード」の全てのプランはWindowsとMacの両方に対応しています。パソコンにもスマホにも対応しています。

「手動仕訳(手入力)」「自動仕訳(クレジットカードや銀行口座と連携、レシートや領収書を撮影して入力)」「申告書類の作成」など、会計ソフトに必須の機能は全てのプランにあります。

「弥生」「freee」「マネーフォワード」であれば、どの製品を利用しても間違いはありません。

やよいの青色申告オンライン:費用をおさえたい人におすすめ

「やよいの青色申告オンライン」にはセルフプランとベーシックプランとトータルプランの3つのプランがあります。

全メーカー・全プランの中でベストのものを太字にしています。

セルフプランベーシックプラントータルプラン
費用(月額)月払い不可月払い不可月払い不可
費用(年額)8,000円(667円/月)
初年度無料
12,000円(1,000円/月)
初年度6,000円
20,000円(1,667円/月)
初年度10,000円
チャットサポートなしありあり
メールサポートなしありあり
電話サポートなしありあり
確定申告相談なしなしあり
簿記3級の知識必要やや必要やや必要

「弥生会計オンライン」は法人向けなので割愛します。

弥生会計は1987年からの老舗です。30年以上も会計ソフトに関する業務を行ってきて、市場シェアも個人事業主においては日本一です。弥生会計はサービス終了のリスクが最も少ない会計ソフトと言えます。

ベーシックプランとトータルプランでは会計についての疑問をチャットやメールや電話で質問できますが、簿記3級の知識があればセルフプランで十分です。

セルフプランは「freee」と「マネーフォワード」を含む全てのプランの中で最も低価格です。しかも初年度無料です。

また、電話サポートがあるプランの中ではベーシックプランが「freee」と「マネーフォワード」を含む全てのプランの中で最も低価格です。しかも初年度半額です。

確定申告の相談は税務署でも受け付けてくれるので、確定申告の知識がなくてもトータルプランは必要ありません

青色申告に必要な機能は十分に備わっています。会計にかける費用を最低限に抑えたいならやよいの青色申告オンライン」がベストです。
【セルフプラン初年度無料】やよいの青色申告オンラインにいますぐ申し込む

freee:簿記の知識がない人におすすめ

freeeにはスタータープランとスタンダードプランとプレミアムプランの3つのプランがあります。

全メーカー・全プランの中でベストのものを太字にしています。

スタータープランスタンダードプランプレミアムプラン
費用(月額)1,180円2,380円月払い不可
費用(年額)11,760円(980円/月)23,760円(1,980円/月)39,800円(3,316円/月)
お試し期間1ヶ月1ヶ月1ヶ月
チャットサポートありありあり
メールサポートありありあり
電話サポートなしなしあり
確定申告相談なしなしなし
簿記3級の知識不要不要不要

freeeはスマホだけで確定申告ができる

freeeの最大の売りは「スマホだけで確定申告を完結できる」というところです。しかし、スマホだけで確定申告するのはおすすめできません。小さい画面での入力になるのでPCを使った方がはるかに楽です。

スマホだけでの確定申告をおすすめできるのはPCを持っていない人だけです。

freeeは簿記の知識が全くなくても使える

freeeは簿記の知識が全くなくても使えるようになっています。しかし、会計ソフトを使うためではなく、適切な経営判断を行うために簿記3級の知識は必要です。

freeeを使うよりも簿記3級の知識を身につけて「やよいの青色申告オンライン」を使う方が、経営判断がうまくできる上に低価格でおすすめです。

freeeの無料プランは使えない

freeeの無料プランは直近1ヶ月までしかデータを見ることができないので使えません。無料プランは操作性を確認する程度のものと考えておく必要があります。

freeeスタータープランは消費税申告ができない

全メーカー全プランの中でfreeeスタータープランだけは消費税申告ができません。

課税売上が1,000万円を超えない限り消費税の申告は不要です。課税売上が1,000万円以下の人は気にする必要はありません。

簿記3級の知識を身につけて「やよいの青色申告オンライン」を使う方が個人的にはおすすめです。しかし、簿記を勉強する時間をどうしても作れない場合は「freee」がベストです。
「freee」にいますぐ申し込む

マネーフォワードクラウド確定申告:会計以外のサービスも利用する人におすすめ

「マネーフォワードクラウド確定申告」には「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の3つのプランがあります。

全メーカー・全プランの中でベストのものを太字にしています。

パーソナルミニパーソナルパーソナルプラス
費用(月額)980円1,280円月払い不可
費用(年額)9,600円(800円/月)11,760円(980円/月)35,760円(2,980円/月)
お試し期間なし1ヶ月なし
チャットサポートありありあり
メールサポートありありあり
電話サポートなしなしあり(会計ソフトに関するサポートのみ)
確定申告相談なしなしなし
簿記3級の知識必要必要やや必要

「マネーフォワードクラウド会計」は法人向けなので割愛します。

マネーフォワードクラウド確定申告は会計ソフト以外のサービスが豊富

マネーフォワードクラウド確定申告は「請求書作成」「経費精算」「給与計算」「社会保険事務」など、会計ソフト以外のサービスが豊富です。しかし、一般的な規模の個人事業主に必要なものはありません。

個人事業主でも事業規模が大きくなったり人を雇用したりする場合は必要になってきます。

マネーフォワードクラウド確定申告の無料プランは使えない

マネーフォワードクラウド確定申告の無料プランは、1年で50件しか仕訳が入力できないので使えません。

1年で50件ということは1ヶ月に4件までということです。個人事業主の場合、自宅を事務所として経費にするので、毎月「地代家賃」「電気料金」「電話料金」「水道料」が発生します。これだけで4件です。全然足りません。

無料プランは操作性を確認する程度のものと考えておく必要があります。

会計ソフト以外のサービスを利用するなら「マネーフォワード」がベストです。
「マネーフォワードクラウド確定申告」にいますぐ申し込む

【まとめ】個人事業主の会計ソフトの選び方

会計ソフトの選び方をお伝えしてきました。もう一度結論です(左上がスタートです。全て税抜です)。

このフローチャートどおりに進んでいくことで、あなたに合った会計ソフトを選ぶことができます。

【セルフプラン初年度無料】「弥生」に申し込む
「freee」に申し込む
「マネーフォワード」に申し込む

この中でも「簿記3級の知識を身につけて『弥生セルフプラン』を使う」のが無駄な費用がかからず、経営にもいい影響を与えるのでおすすめです

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました