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【日商簿記3級の勉強時間】社会人は何か月?【1ヶ月は?】

  • 日商簿記3級を取ろうと思ってるんだけど、どのくらい勉強時間が必要なのかな……
  • 1日何時間で何日くらい勉強したら日商簿記3級に合格できるのか分からない
  • 日商簿記3級は1ヶ月で取れるって本当?

「最短!7日」「日商簿記3級は難しい」など、色々な情報が流れていることもあり、日商簿記3級の合格に必要な勉強時間が分からないと悩んでいる方は非常に多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。この経験から、日商簿記3級の合格に必要な勉強時間はどのくらいなのかお伝えすることができます。

この記事では日商簿記3級の合格に必要な勉強時間について社会人の方を対象に解説します。

この記事を読めばあなたに合った勉強時間や勉強期間が分かるので、上手に勉強計画を立てることができるようになります。

いつの試験を合格目標にするか、また、合格したい時期から逆算していつから勉強を始めるかもわかるようになります。

結論を言うと、「日商簿記3級までで十分であれば勉強時間は88時間、勉強期間は2~2.5ヶ月」「日商簿記2級以上を目指すなら勉強時間は108時間、勉強期間は3~3.5ヶ月」が目安です

日商簿記3級までで十分であれば1ヶ月で合格も可能ですが、土日も休まずに毎日3時間勉強する覚悟が必要です。

弊社が運営している【簿記革命3級】は、重要な部分を完璧に身につけていくことで日商簿記検定に合格することができる簿記通信講座です。

【簿記革命】では特に「仕訳の理解」を重視しているので、仕訳の重要性が増した現在の試験にも最適です。

私とともに日商簿記の合格を目指して勉強したい方は「簿記3級通信講座【簿記革命3級】」を検討されてください。

世間のイメージよりも日商簿記3級の難易度は高い

日商簿記3級は他の「3級」のように簡単ではない

世間的に「3級」の試験は難易度が低いと考えられています。よく知られている3級の試験のレベルは次のとおりです。

日商簿記3級も同じように中学卒業レベルという印象を持ちやすいですが、実際は違います。日商簿記3級は社会人レベルです。

商工会議所のHPによると、日商簿記3級は次のように書かれています。

基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル

引用元:日本商工会議所HP(https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3)

一般的な3級の試験と日商簿記3級を同じ感覚でとらえてしまうと、日商簿記3級の難易度を過小評価してしまいかねません。

一般的な3級の試験と同じ感覚だと勉強不足で不合格になってしまうので注意が必要です。

日商簿記3級は他の簿記資格より難易度が一段高い

日商簿記3級は全商簿記2級よりも全経簿記2級よりも難易度が高く、社会的な評価は圧倒的に高いです。

日商簿記3級の合格率は概ね40%~60%程度

日商簿記3級の合格率は概ね40%~60%程度です。およそ2人に1人は不合格になってしまいます。合格率を比較しても、他の「3級」の資格とはレベルが違います。

日商簿記3級の学習内容はかなり多い

日商簿記3級の学習内容は「暗記不要の簿記独学講座-簿記3級」とそのリンク先にまとめてあります。見てもらうと分かりますが、かなりの分量があります。

日商簿記3級の合格に必要な勉強時間

日商簿記2級以上を目指している人:約108時間

日商簿記2級以上を目指している人は「日商簿記3級の過去問(本試験問題)を40分で95点以上得点できる実力」をつける必要があります。この実力をつけるための勉強時間を解説します。

弊社が運営している【簿記革命】は簿記1級に合格することを目的とした通信講座で、日商簿記3級では40分で95点以上得点することを目指します。

簿記革命での勉強時間は次のとおりです。

  • テキストでのインプット:約5時間
  • 問題集でのアウトプット:約63時間
  • 過去問でのチューニング:約40時間

テキストでのインプット:約5時間

日本人の読書スピードは1分間に500文字だと言われています。【簿記革命3級】のテキスト量は約14万字なので、テキストを読み終えるまでにかかる時間は約280分、つまり4時間40分です。

【簿記革命3級】は難解な部分はほとんどなく、読むのに時間がかかったり、何度も読まなければならなかったりする部分はほとんどありません。

テキストは1度理解したら、後は問題を解いていて分からなかった場合にときどき戻ってくるくらいです。テキストにかかる時間は4時間40分に少し余裕を見て5時間程度だと想定できます。

この勉強時間は簿記革命を例にしています。市販のテキストの場合は簿記革命より勉強時間が長くかかる可能性があるので、そのぶんは多めに見積もってください。

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簿記のテキストの具体的な読み方については「【タイミング別】簿記のテキストの効果的な読み方」で詳しく解説しています。

問題集でのアウトプット:約63時間

【簿記革命3級】の解答時間が629分=10時間29分です。解答時間は「日商簿記3級を時間内に完答するスピードでの解答時間」で設定しているので、最初はこれより長い時間がかかります。

また、「採点する時間」「間違えてしまった場合に確認する時間」も必要なので、2倍で20時間58分とみなします。

自信を持って完全解答できた場合は解説を見る必要はありません。

簿記革命では問題は最低3回繰り返します。3回繰り返して63時間です。

回数を重ねるごとにかかる時間は減っていきますが、1回目に長い時間がかかる場合もあるので、全体的に見て63時間は妥当です。

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簿記の問題集の具体的な使い方については「簿記の問題集の効果的な繰り返しのやり方【問題部分は書き込み禁止】」で詳しく解説しています。

過去問での目標確認とチューニング:約40時間

日商簿記3級の試験時間は1回分で1時間です。簿記革命では過去10回分を最低3回繰り返します。過去問に関する勉強時間は(1時間×10回分×3回繰り返し=)30時間です。

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現在では日商簿記3級の過去問は販売されていません。代替として「合格するための本試験問題集 日商簿記3級」を使うことをおすすめします。

採点の時間・解説を読む時間は特に設定していませんが、時間がかかるのは基本的に1回目だけなので、各回に1時間かけるとして10時間見ておけば十分です。

問題を解く時間(30時間)と解説を読んで復習する時間(10時間)を合わせて40時間です。

もし各回の答え合わせと復習に1時間以上かかるなら、テキストと問題集での勉強が不十分だと考えて下さい。

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過去問の選び方や使い方については「【簿記3級】過去問題集のおすすめの使い方【ネット試験対応】」で詳しく解説しています。

日商簿記3級までで十分な人:約88時間

日商簿記3級までで十分な人は「日商簿記3級の過去問を40分で95点以上得点できる実力」は必要ありません。60分以内に70点得点できれば合格です。

60分以内に70点得点するだけでいいのであれば過去問練習はなくても構いません。簿記革命を受講した方からも、最初の過去問練習から合格点には届いていたというご報告を多数いただいています。

過去問練習をしないとなると「テキストでのインプット約5時間+問題集でのアウトプット約63時間=68時間」で合格できます。

ただ、市販のテキストと問題集だけで合格レベルに到達するのは至難の業です。独学の場合は過去問を過去10回分解いておきましょう。

1回ずつ解くとして10時間、答え合わせと復習に10時間(各回1時間)と計算して88時間で合格レベルに届きます。

日商簿記3級の勉強時間は独学でも変わらない

一般的には独学は時間がかかると言われます。確かに一理あるのですが、やや不正確です。

独学だから時間がかかるのではなく、独学に向いていない人が費用などを理由に独学を選択するから時間がかかってしまうのです。

独学に向いている人が独学で勉強した場合、通学よりも通信よりも短い勉強時間ですみます。通学に向いている人が独学で勉強した場合、通学よりも時間がかかります。

自分に合った方法で勉強することが大切です。

通学は移動時間をかなり使うので、移動時間も含んだ場合の通学での勉強時間はかなり多くなります。

独学が向いている人は次の3つを全て満たす人です。

  • 疑問点をすぐに解決できる環境にある人
  • 自分が何をすべきか自分で判断できる人
  • 自分で決めたことを自分で実行できる人

独学に向いている人の特徴1:疑問点をすぐに解決できる環境にある人

独学で勉強する一番のデメリットは「疑問点を解決するのに時間がかかること」です。本で調べたり検索して調べたりして解決しますが、疑問の内容によっては大変な場合があります。

家族に簿記や会計の専門家がいると理想的ですが、そうでなくても疑問点をすぐに解決することができれば大丈夫です。

独学に向いている人の特徴2:自分が何をすべきか自分で判断できる人

独学で勉強する場合は使うテキストや問題集、勉強計画など、全て自分で判断しなければなりません。

判断材料はこのブログでもお伝えしていますが、最終的には自分に合ったものを自分で決める必要があります。

自分で決めることができない人に独学は難しいです。

独学に向いている人の特徴3:自分で決めたことを自分で実行できる人

独学の場合、誰かがスケジュールを組んでくれるわけではありません。すべて自分で管理して行動する必要があります。自分で決めたことをすぐに自分でやめてしまう人に独学は難しいです。

この3つを全て満たしている人であれば、独学であっても勉強時間が長くなることはありません。

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あなたが日商簿記3級の独学に向いているのかについては「簿記3級の独学は難しい?難しすぎ?1ヶ月は無理?」で詳しく解説しています。

日商簿記3級の合格に必要な勉強時間は数学の得意不得意は関係ない

簿記に必要な数学はほとんどありません。特に日商簿記3級は「整数と小数の四則計算」ができれば大丈夫です

しかも電卓を使うことが認められているので、しばらく筆算していないという人であっても特に不利はありません。

小学算数ができなければかなり不利になりますが、その心配は無用でしょう。

日商簿記3級の合格に必要な勉強期間

日商簿記3級の合格を目指している人の多くは簿記初心者のはずです。簿記というのはこれまで勉強したどの科目とも似ても似つかない「仕訳」という技術が出てきます。

全く新しい考え方なので負担が大きいです。毎日長時間勉強するのは無理があります。よほど勉強に向いている人を除いて、長くても1日2時間が限界です。

また、毎日ではなく土日は空けておきます。休息(リフレッシュ)をとるため、平日こなせなかった勉強をこなすためです。

平日のみ毎日2時間勉強する場合、勉強期間は次のとおりです。

  • 日商簿記2級以上を目指す場合:約14週(3~3.5ヶ月)
  • 日商簿記3級までで十分な場合:約10週(2~2.5ヶ月)

これ以上短い期間で勉強しようとすると毎日の負担が大きくなりますし、これ以上長い期間をとるとモチベーションの維持が大変になります。

日商簿記3級に1ヶ月の勉強期間で挑戦するのは基本的におすすめしない

日商簿記3級に1ヶ月で合格することはできますが、基本的におすすめしません。理由は次の2つです。

  • 土日も休まずに毎日3時間勉強する必要があるため、スケジュールが破綻しやすい
  • 新しい知識を短期間で頭に入れようとするため、脳が拒絶反応を起こしやすい

日商簿記3級までで十分で、なおかつ、どうしても1ヶ月で合格しなければならないという事情がある場合を除いて、日商簿記3級に1ヶ月の勉強期間で合格を目指すのはおすすめしません。

【まとめ】日商簿記3級の合格に必要な勉強時間

日商簿記3級の勉強時間は「日商簿記3級までで十分であれば勉強時間は88時間、勉強期間は2~2.5ヶ月」「日商簿記2級以上を目指すなら勉強時間は108時間、勉強期間は3~3.5ヶ月」が目安です。

日商簿記3級の合格に必要な勉強時間は通学・通信・独学で絶対的な違いはありません。人によって異なります。

あなたに合った勉強スタイルを選択すれば勉強時間は短くなりますし、合わない勉強スタイルを選択すれば勉強時間は長くなります。あなたに合った勉強スタイルを選択することが大切です。

弊社が運営している【簿記革命3級】は、重要な部分を完璧に身につけていくことで日商簿記検定に合格することができる簿記通信講座です。

【簿記革命】では特に「仕訳の理解」を重視しているので、仕訳の重要性が増した現在の試験にも最適です。

私とともに日商簿記の合格を目指して勉強したい方 は「簿記3級通信講座【簿記革命3級】」 を検討されてください。

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