【年収UPも】簿記1級を取得する3つのメリット、勉強する2つのメリット

  • 簿記1級の勉強をしようと思ってるんだけど……
  • 簿記1級を目指すべきかが分からない
  • 簿記1級を取得するメリットを教えて!

「簿記1級は取得しても意味ない」「簿記1級を取得するメリットは大きい」など、反対の情報が流れていることもあり、簿記1級を取得することにどういうメリットがあるのか分からないというケースは非常に多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。簿記1級の取得にどのようなメリットがあるのかはよく知っています。

この記事では簿記1級を取得するメリット、勉強するメリットについて解説します。

この記事を読めばあなたが簿記1級を取得するかどうかを決める判断材料が分かります。

結論を言うと、簿記1級を取得する最も大きなメリットは「税理士試験の受験資格が得られること」で、それ以外に「企業によっては資格手当が出ること」などがあります

簿記1級を取得する3つのメリット

税理士の受験資格が得られる

税理士試験を受けるためには受験資格が必要です。税理士試験の受験資格がない人が税理士試験を受ける場合は「日商簿記1級」か「全経簿記上級」のどちらかに合格する必要があります。

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税理士試験の受験資格については「日商簿記1級の受験資格と日商簿記1級合格で得られる受験資格」で詳しく解説しています。

合格するのは全経簿記上級でもいいのですが、「日商簿記1級に比べて資格自体の価値が低いこと」「全経簿記上級の学習教材が少ないこと」などを理由に、全経簿記上級の合格を目指すことはおすすめしません。

全経簿記上級の合格を目指す状況として考えられるのは「11月の日商簿記1級に合格できなかった場合」です。

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税理士試験の受験資格を得るために全経簿記上級を受けることについては「日商簿記・全経簿記・全商簿記の難易度比較【価値比較なら日商が最強】」で詳しく解説しています。

税理士になりたいけれど受験資格がない人は日商簿記1級を取得するメリットは非常に大きいです。

会社によっては年収が上がる

会社によっては簿記1級を取得していると毎月数千円から一万円の資格手当が支給されます。毎月1万円支給されるのであれば年収が12万円上がるということです。長期で働いた場合はかなりの金額になります。

また、直接的な資格手当はなくても、間接的に昇進に影響することも多いです。昇進できれば年収が上がります。

就職・転職で評価される

特にお金を取り扱う業種や職種に就職する場合、簿記1級を取得すると評価されます。しかし、簿記1級を取得するための勉強の大変さを考えると、就職のためだけに簿記1級を取得するのはおすすめしません。

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就職する場合の簿記資格の取得戦略については「【高校生向け】就職・進学のための簿記取得戦略」「【簿記】大学生が就職活動を有利に進めるための簿記取得戦略」で詳しく解説しています。

転職でも簿記1級を取得していれば評価される傾向にありますが、転職では実務経験がより重要です。簿記1級を取得しているのにそれに見合うだけの実務経験がない場合はほとんど評価されないケースも多いです。

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転職する場合の簿記資格の取得戦略については「【経理への転職に有利な資格3選+1【失敗しない】」「日商簿記1級を転職に役立たせるために」で詳しく解説しています。

簿記1級の勉強をする2つのメリット

公認会計士に向いているのか判断できる

自分が公認会計士に向いているのか判断するために簿記1級の勉強をしてみるのはいい方法です。

公認会計士試験は非常に難易度が高く、合格を目指して毎日8時間以上勉強する人も多い試験です。いきなり公認会計士試験を目指すのはリスクが大きいです。そこで、まずは簿記1級に挑戦して適性を判断しようというわけです。

簿記1級にスムーズに合格できて、なおかつ簿記の勉強が楽しければ公認会計士に向いています。逆に、簿記1級になかなか合格できなかったり、簿記の勉強が苦痛だったりした場合は、公認会計士は向いてないかもしれません。

簿記1級の勉強内容はほぼ全て公認会計士の試験範囲に含まれるので、簿記1級で勉強した内容はそのまま公認会計士試験の勉強に役立ちます。全く無駄がありません。そういった意味からもおすすめです。

起業のときの経営判断に役立つ

私自身が起業したから分かることなのですが、簿記1級の学習内容で最も役立ったのは原価計算です。

商業簿記や会計学の内容は小規模の企業ではほとんど使いません。簿記2級までで十分です。工業簿記もそれほど使いません。商品の価格を決めるときに製造原価を計算するくらいです。

最も役立ったのは原価計算です。CVP分析や損益分岐点分析などはほぼそのまま使いますし、「設備投資の意思決定」の考え方も非常に役立ちます。

こういった内容は簿記2級までではほとんど出てこないので簿記1級を勉強する必要があります。

起業を考えている人は簿記1級の勉強はしておいて損はありません。

簿記1級は簿記が好きな人にこそおすすめ

簿記が好きな人にこそ簿記1級をおすすめします。具体的なメリットはありませんが、簿記が好きな人が簿記を勉強するデメリットはありません。

簿記2級まで勉強して簿記が面白いと思った人は、ぜひ簿記1級の勉強をしてみてください。

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簿記を効果的に身につけるためには、効果的な勉強をすることが大切です。簿記1級を効果的に身につける勉強法については「簿記1級にラクラク受かる勉強法-簿記1級」で詳しく解説しています。

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