- 日商簿記1級を受験しようと思っているんだけど、自分は受験できるのかな……
- 日商簿記1級に合格することで手に入る受験資格が分からない
- 税理士試験の受験資格を教えて!
資格の中には受けるために条件がある資格も多く、自分が日商簿記1級を受験することができるのか分からないというケースは非常に多いです。
私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。もちろん日商簿記1級の受験資格も、日商簿記1級に合格することで得られる受験資格も熟知しています。
この記事では「日商簿記1級に必要な受験資格」と「日商簿記1級に合格することで手に入る受験資格」について解説します。
この記事を読めば、あなたは日商簿記1級を受けることができるのか、日商簿記1級に合格することでどんな試験を受験することができるようになるのかが分かります。
結論を言うと、日商簿記1級は誰でも受験でき、日商簿記1級に合格することで税理士試験の受験資格が手に入ります。
日商簿記1級に受験資格は必要ない(誰でも受験できる)

日商簿記1級は学歴・年齢・性別・国籍に関係なく受験することができます。もちろん日商簿記2級に合格していなくても日商簿記1級を受験することができます。詳しくは「商工会議所の検定試験Q&A」に書かれています。
日商簿記1級の合格で税理士試験の受験資格が得られる

日商簿記1級に合格することで得られるのが「税理士試験」の受験資格です。
税理士試験を受けるためには受験資格が必要です。受験資格は具体的には次のようなものがあります。
- 法学部、経済学部、商学部、経営学部を卒業した人
- 法律学、経済学に属する科目を1科目以上履修した人
- 法律学、経済学に属する科目を含め62単位以上を取得した大学3年生以上の人
- 弁理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士・不動産鑑定士等の業務に3年以上従事した人
- 「法人」「事業を営む個人」の会計に関する事務に3年以上従事した人
- 税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助の事務に3年以上従事した人
- 税務官公署における事務又はその他の官公署における国税若しくは地方税に関する事務に3年以上従事した人
これらのどれかを満たしていれば受験できます。どれも満たしていない人が税理士試験を受験する場合、日商簿記1級または全経簿記上級に合格しなければなりません。
簿記1級に合格するためには効果的に勉強する必要があります。簿記1級の勉強の仕方については「簿記1級にラクラク受かる勉強法-簿記1級勉強法」で詳しく解説しています。
簿記1級は難易度が高いので、しっかりと勉強する必要があります。簿記1級の難易度については「簿記1級の難易度と簿記1級の挑戦前に確認すべきポイント」で、簿記1級の勉強時間については「【社会人向け】簿記1級の合格に必要な勉強時間の目安」で詳しく解説しています。
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