【無料PDF】簿記1級合格のための5つの秘訣

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簿記1級の合格には簿記3級の勉強中から高い勉強量を確保する

簿記3級の試験にはそれほど勉強量が高くなくても合格することはできます。そのためからか、簿記1級の合格を目指している人であっても、簿記3級を勉強しているときにはそれほど勉強していない人も見受けられます。また、勉強は長い時間すればいいというものでもありません。

ちなみに、この記事を書いている私は日商簿記に合格するための通信講座を2012年から運営し、これまでに数百人の合格者を送り出させていただいています。もちろん私自身も簿記1級に合格しています。

こういった私が、高い勉強量を確保するとはどういうことなのか解説していきます。

簿記3級の勉強中から高い勉強量を確保する

簿記1級の学習内容にとって、簿記3級の学習範囲は全てが絶対に身につけなければならないものです。ここが完璧でなかった場合、その応用である簿記1級の内容を身につけることは非常に困難です。

確かに簿記3級は70点得点できれば合格できます。しかし、「絶対に身につけなければならないもの」を70%しか得点できない状態でその応用にあたるものを身につけるのはある意味無謀とさえいえます。

簿記3級は学習する範囲、難易度ともに簿記1級とは比べ物にならないほど低いのかもしれません。しかし、簿記1級の学習範囲よりもはるかに深く、確実に身につけなければならないのです。

簿記1級の合格を目指している人は簿記3級の学習内容を終えて簿記2級の勉強に入る時点で、「簿記3級の過去問を1時間以内に95点以上」を取れるようになるのが最低限のノルマだと考えて下さい。

頭のよしあしよりも勉強量が大切

簿記検定に合格するためには勉強量よりも頭のよさが大切だと思っている方も多いです。しかし、実際には勉強量の方がはるかに大切です。

勉強量をきちんと確保することが頭の良さよりも何倍も大切なのです。きちんとやるべきことを正しいやり方で行えば、誰でも簿記1級に合格することができます。

「頭がよくない人よりも頭がいい人の方が有利なことには変わらないだろう」という声が聞こえてきそうですが、そうでもありません。確かに頭がいい人と頭がよくない人が同じ勉強量をこなせば、おそらく頭がいい人の方が合格する確率は高いでしょう。

しかし、現実には頭がいい人は勉強をサボる傾向が強いです。本人はサボっている自覚はなくても、まだ不十分な状態なのに身についたと考えてしまうのです。結果、勉強量が不足してしまいます。

簿記は練習が何よりも大切なのです。1回しか問題を解いていない頭がいい人と、3回問題を解いた頭がよくない人とでは、後者の方が圧倒的に高い点数をとれます。

このような傾向が強いため、頭がよくない人の方が合格証書を手にする確率の方が高いとさえいえます。頭がよくなくて勉強が進まずに失敗する人よりも、頭がよいからこそ練習を怠って失敗する人の方がはるかに多いのが現実です。

勉強量をきちんと確保すれば必ず簿記1級に合格できると強く信じてください。

勉強時間よりも勉強量が大切

子どもの頃は、よく「○○時間勉強した」という言い方をしました。しかし、勉強時間というのはあくまでも目安です。確かに勉強量が多い人は勉強時間も多い傾向がありますし、勉強量が少ない人は勉強時間も少ない傾向があります。しかし絶対ではありません。

単純化してお伝えすると、「勉強時間=勉強した時間」ですが、「勉強量=読んだテキストの量、解いた問題の量」です。

簿記の場合は暗記はほとんどしないため、一度理解したところは確認程度にしかテキストを読むことはなくなります。なので、勉強時間のほとんどは「問題を解く」にあてられます。「勉強量=解いた問題の量」と言ってもいいくらいです。

きちんと基本を身に付けて練習を重ねると、1問解くのにかかる時間はかなり減ります。人の2倍のスピードを身に付ければ、半分の勉強時間で同じ勉強量になるのです(雑になってはいけません) 。そういった意識で勉強していくことが大切です。

多くの勉強量をこなすことを意識してください。

まとめ

  • 簿記1級に合格するためには簿記3級の勉強中から高い勉強量を確保する
  • 勉強量は勉強した時間ではなく、解いた問題の量

コメント

  1. みんと より:

    もっともですね
    勉強の量=問題を解く量
    そして時間は基本を叩きこむ時間を多く費やす
    2級の2度目のチャレンジで実践して、実感しています。
    よく簿記○級は○時間勉強すれば合格するという言葉を聞いたり読んだりしますが、やみくもにやっていたのでは効果がない。

    計画を立てること、大事です。
    テキスト→基本問題と応用問題→過去問題→やる方は予想問題と移行すると思いますが、「今日はここをやる」「いつまでに、ここまで終わらせる」
    計画を立てる中で基本を理解する時間は多く取って欲しいですね。
    応用や過去問に移った時もスピード感が全く違い、自信にも繋がります。

    でも、1級は計画を立てるのが難しいです。
    計画は立てていませんが、基本を覚え、意味を理解することに今時間をかなりかけています。

    1級の勉強に入って自分の勉強法は?とたまに思いますが、やはり基礎固めは大事ですね!!
    お盆休みも終わったので今日からまたがんばろう!とリョウさんの記事読んで奮起しました。
    ありがとうございます!

    • admin より:

      みんとさんのおっしゃるとおり、基本を徹底すると応用問題や過去問を解くときのスピードが全く異なります。スピードが速くなることで、より短い時間で多くの勉強量をこなすことができます。基本を徹底することが遠回りに見えて近道になるということですね。

      いつもコメントありがとうございます。体調に気をつけてがんばってください。

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