簿記の総合問題でよくあるミスの傾向とその対策

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。総合問題では、仕訳問題ではしなかったようなミスが増えてきます。簿記検定に合格するためには、総合問題のミスも減らしていかなければなりません。

この記事では総合問題でよくあるミスの傾向とその対策についてお伝えします。

総合問題でよくあるミスの傾向と対策

総合問題を解いていてよくあるミスは次のようなものです。

  • 問題文の読み落とし・読み間違い
  • 解答手順が長くなることによるミス発生確率の上昇

これらのミスを減らしていくためには次の対策が有効です。

問題文の読み落とし・読み間違い

問題の読み落としや読み間違いをなくすためにはまず「慎重に、丁寧に」問題文を読むことが重要ですが、それだけでは万全とはいえません。問題文に線を引くなどの書き込みをしていきます。

自分なりのルールを決めて線を引いたり四角で囲んだり丸で囲んだりするようにします。

解答手順が長くなることによるミス発生確率の上昇

解答手順が長くなることによってミスの確率はどうしても上がりますが、こういったミスは次のような対策が有効です。

  • 作業手順を決めておく
  • 簡単な問題、よく知っている問題ほど慎重に解く

 作業手順を決めておく

ケアレスミスを減らすためには「作業手順の固定」が欠かせません。問題自体はいろいろと変化がありますが、問題を解くときにすべきことはそれほど変化はありません。この変化のない部分を決めておきます。

具体的には、次のような作業手順を固定します。

  • 問題の前提条件の確認手順
  • 問題を解くときの作業手順
  • 図の描き方
  • 計算用紙の使い方

これらの手順を確定させたら絶対に変えてはいけません。試験本番だけ今までとは違うやり方で解くなどとんでもないです。どんな問題でも常に同じ作業手順で解きます。

 簡単な問題、よく知っている問題ほど慎重に解く

簡単な問題やよく知っている問題はつい「思い込み」で解いてしまいがちです。しかし、よく知っている問題であっても問題の前提条件が違えば答えが変わってくることはよくあります。思い込みで問題を解かずに、しっかりと丁寧に問題文を読んで解答することが大切です。

最もやってはいけないミス

最もやってはいけないミスを挙げておきます。これらはいずれも、やってしまうと大失点につながります。

  • 「合計」と「残高」の読み間違い
  • 会計期間の読み落とし
  • 割り切れないときの処理の読み落とし
  • 各種数字の読み落とし

 「合計」と「残高」の読み間違い

試算表を作成する問題には「合計試算表」を作成する問題と「残高試算表」を作成する問題があります。この2つは記入する金額がいたるところで変わってくるので、この2つを読み間違えるとほとんど点数がなくなってしまいます。

ここだけは必ず確認するようにしてください。

会計期間の読み落とし

これだけは絶対にやってはいけません。やってしまうと、経過勘定(前払費用、未払費用など)や月割での減価償却費、など、失点が広範囲にわたります。

このミスも絶対にしてはいけません。確実に問題文を確認し、印をつけ、頻繁に見るようにしましょう。

ほとんどの問題は会計期間は株式会社で4月~3月、個人商店は1月~12月です。しかし、ときどき7月~6月などの問題もあります。

決め付けは厳禁です。気をつけなければなりません。

 割り切れないときの処理の読み落とし

割り切れないときは、「四捨五入」「切捨て」「切上げ」などいくつかの指示の可能性があります。また、「端数が出るたびに四捨五入」「最終的な答えを四捨五入」など同じ四捨五入でもいろいろなタイミングがありえます。

四捨五入が多いですが、ここの指示を読み落としてしまうと、割り切れない答えの全てを間違えてしまう可能性が出てきます。

決め付けは厳禁です。必ず問題文を確認しなければなりません。

 各種数字の読み落とし

消費税率や法人実効税率がごくまれにいつもの数字と違うことがあります。消費税率を8%、実効税率を40%と決め付けてしまうと痛い目を見るかもしれません。

いつもと違うことはほとんどありませんが、きちんと問題文を見れば防げるミスなので、しっかりと問題文を読むことが大切です。

これらだけは絶対に「慎重に、丁寧に問題文を読む」「問題文に線などを引く」といった対策を常に行う必要があります。

まとめ

  • 問題文の読み間違い、読み落としを防ぐために自分なりのルールを決めて線を引いたり四角で囲んだり丸で囲んだりする。
  • 自分なりの作業の手順を確定し、試験本番でもその順番で行う。
  • 簡単だと感じた問題、以前に解いたことがあるパターンの問題であっても油断せずに慎重に解く。
  • 「合計と残高の違い」「会計期間」「割り切れないときの指示」など、一つのミスで多くの失点につながるようなものは特に念入りに確認する。

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“簿記の総合問題でよくあるミスの傾向とその対策” への2件のフィードバック

  1. キブボ より:

    確かに会計期間の決めつけで一回痛い目にあいました(笑)

    試験本番じゃなかったからよかったものの・・・・・・・

    それが教訓で今はキッチリチェックしてます^/^

    • admin より:

      コメントありがとうございます。

      会計期間の決め付けは、私もやったことがあります。色々なところで失点するので本当に痛いですよね。

      この記事をご覧になった方のミスが一人でも減れば嬉しいですね。

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