簿記1級の合格を目指している人の簿記3級の過去問の使い方

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。簿記1級を目指して勉強している人も簿記3級の過去問は必ず解く必要があります。しっかりとした総合問題の解答力をつけるためには最低でも「過去10回分」を「3回ずつ」解くことが必要です。

この記事では簿記1級を目指している人が簿記3級の過去問を解くタイミングについてお伝えします。

過去問を解くタイミング

簿記3級の過去問を解くのは直前期に力試しの感覚で十分です。直前期は、具体的には試験日の2週間前を想定しています。

簿記1級をめざすのであれば、簿記3級は全範囲をほぼ完璧にしている必要があります。これは、言い方を変えれば「出題傾向や合格ラインなどの情報が全くなくても合格点には余裕で到達するレベルにある」という状態でなければならないということです。

過去問をしっかりと分析し、時間配分などの作戦を練りこまなければ合格点に到達できないようでは、簿記2級の勉強で確実につまづきます。

過去問を解くペース

過去問は試験日の約2週間前から平日に毎日1回分を解いていくことで過去10回分を解きます。

ちなみに、通常の問題練習と同じように「翌日の解き直し(2回目)」「1週間後の解き直し(3回目)」も解きます。2週目に解いた過去問の3回目は試験日後に解くことになりますが、それで問題ありません。

簿記の勉強量を最大限高めるための効果的な問題集の使い方

簿記1級を目指している人にとって、簿記3級の本試験は通過点に過ぎません。

過去問を解くときの3つのポイント

過去問を解く時には次の3つを意識することが大切です。

  • 問題を解く時には必ず時間を計る
  • 間違えてしまったら基本に戻る
  • 時間が間に合わなかったら解き方を分析する

問題を解く時には必ず時間を計る

過去問を解くときには必ず時間を計ってください。時間内に解けなくても構いませんそのまま解き続けても構いませんきちんと時間を計ることが重要です。

時間を計ることで、その問題を解くのにどれくらいのスピードが必要なのかがわかります。試験は時間内にしか答案に触ることができないので、時間というものが非常に重要になってきます。

ちなみに、これは1回分の問題を1度に解かなければならないという意味ではありません(まとまった時間が取れるのであれば1度で解くべきです。)。大問ごとに分けて解くことも可能です。ただし、そのときに想定する解答時間は、実際に使う予定の時間にしてください。

間違えてしまったら基本に戻る

過去問を解いて、しっかりと時間内に解答できたのであれば全く問題ありません。大切なのは間違えてしまった問題の対処です。

間違えてしまった場合、何か足りないことがあるはずです。それを個別できちんと解決しましょう。過去問というのは基本的に総合問題なので、色々な知識や理解が総合的に試されます。その中で自分が足りなかったものをきちんと分析して解決する必要があります。

過去問で解けなかった問題がある場合はテキストや基本問題に戻って身につけなおして、再度過去問に挑戦するようにしましょう(過去問を解くだけでは簿記の力はつきません。出題形式に慣れることで点数は上がりますが、それは簿記の力とはほとんど無関係です)。

また、過去問になったとたんに難しいと感じる場合、つまり「基本問題は解けても過去問は解けないと感じる場合」、「ある論点を解くときの余裕が少ない」こと が原因です。

過去問は複数の論点が同時に出題されるため、「ある論点を解くときの余裕が少ない」場合、「ある論点が単独で出てきたときには解けるが、複数同時に出てきたときには解けない」という状態になってしまうからです。

なので、過去問になったとたんに難しいと感じる場合、一つ一つの論点を完璧にすることが大切です。

1つの論点に全力を注がなければ解けないのであれば、2つの論点が同時に出されたときに手が出なくなりますが、1つの論点を半分以下の力で解くことができれば2つ同時に出されても解答できます。1つ1つの論点を完璧にすることで複数同時に出てきても対応できます

時間が間に合わなかったら解き方を分析する

正解できたけれど制限時間をオーバーした場合にも対策が必要です。時間がかかるときは、「基本的内容で迷いが生じた」という理由がほとんどです。簿記は処理方法で迷ってしまうと多くの時間がかかってしまいます。

そういった場合は、間違えてしまった場合と同じようにテキストや基本問題に戻って身につけなおして、再度過去問に挑戦するようにしましょう。

まとめ

  • 簿記1級の合格を目指している人は簿記3級は試験前2週間くらいの時期から実力試しのつもりで解く。
  • 通常の問題集と同じように最低でも3回は繰り返す。
  • 過去問を解くときには必ず時間を計る。
  • 過去問を解いて間違えてしまったり、時間がかかりすぎてしまったときにはテキストや問題集で確認してもう一度挑戦する。

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“簿記1級の合格を目指している人の簿記3級の過去問の使い方” への2件のフィードバック

  1. 簿記勉強中@財政破綻・映画・株・投資・マネー・AKB より:

    ブログ再度たくさん読ませてもらいました
    このブログも含め役に立つ内容が多くて本当にありがたいです。こちらがすぐに読み終わる図でも作成するのに労力がかかるのはよく分かります。今日は少し前の内容も再確認させていただきました。今後も読ませていただきます^^

    • admin より:

      コメントありがとうございます。

      図を書くのには労力がかかりますが、図を書いた方が絶対に分かりやすいと思うときは書くようにしています。分かりやすくないと更新する意味があまりないですから…。

      それに、私自身の頭の整理にもなるというのもあります。このブログを書き始めて私自身の簿記の力も上がったような気がします。

      これからも図解を入れながら更新していきます。これからもよろしくお願いします。

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