合格体験記

【簿記革命】の受講生の方から頂いた合格体験記をご紹介させていただきます。

簿記2級合格体験記

Y.S.様から合格体験記を頂きました。Y.S.様は他社様の学習教材で学習された後、「簿記は暗記ではなく、取引の内容をイメージし、それに合った経理処理の筋道を理解する」、「目指す級よりも下の級の内容は全て基礎知識として前提となる」という【簿記革命】のポリシーに共感されて【簿記革命2級】を受講されました。結果、日商簿記2級に86点で合格されました。

以下、全文を原文ままに提示させていただきます。

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Y.S.様からは非常にきれいな状態で送っていただけているのですが、スキャンさせていただいている関係上、少々読みづらいところがあるかもしれませんので、以下、テキストで入力いたします。

合格体験記

  • 簿記2級 第137回合格
  • お名前 Y.S.様 (男) 46歳
  • ご職業 会社員

第137回結果

合計86点。設問1:12点、設問2:18点、設問3:16点、設問4:20点、設問5:20点

学習期間

平成25年12月から平成26年6月。

学習方法・時間

日々、通勤途中でテーマ毎に簿記革命テキストを学習。
各テーマは、出来の良し悪しに関わらず、次の日に復習。
平日は約1時間弱の学習時間。土曜日は休むことが多く、日曜日は多くて約3時間。
詳細は別紙ご参照下さい。

合格体験記(別紙)

1.簿記学習の契機

平成19年にCFPに合格しました。その過程で、CFP資格者であっても個別具体的な税務相談は有償/無償に関わらず行ってはならない、ということを知りました。

「こんなに難しい試験に合格しても、税務相談を受けることができないとはどういうことだ。それなら税理士になってやろうじゃないか」と思い至りました。

税理士試験について調べてみると、簿記・会計の知識が習得必須ということで、日商簿記3級から学習を開始しました。

今、振り返ってみると、CFP試験のTAXという科目は、税理士試験(所得税法)の4級相当の難易度でしかないと思います。もちろん、税理士試験(所得税法)の4級というものはありませんが。

2.簿記3級

平成19年頃に市販のテキストを購入し3級の学習を始めました。思ったより難しかったという印象があります。もう記憶は定かではありませんが、テキストは多くて2回転、過去問も多くて過去3回分位でした。

本試験1回目は、前払い保険料の期首の再振替が分からず、途中退席しました。確か2度目で合格できたかと思います。

今回、改めて3級の合格証書を見ました。第119回(平成20年6月8日)、合計得点70点、設問1・20点、設問2・6点、設問3・12点、設問4・2点、設問5・30点。ぎりぎり合格というレベルでした。

3.簿記2級

3級合格後、市販のテキストを購入し、2級学習に取りかかりました。
3級と同様、とても難しく感じました。

商業簿記に関しては、同じ取引でも複数の処理方法があるテーマが特に苦戦しました。例えば、試用販売の手許商品区分法と対照勘定法があります。テキストではよく、「手許商品区分法はこのように処理します。一方、対照勘定法はこのように処理します。」(後は、それぞれの処理を覚えて本試験で正しく処理できるようにしましょう)、という説明が多いと感じました。私は、このような説明では処理を覚えることができませんでした。

また、損益振替・残高振替も意味がほとんどわかりませんでした。そのため、以降の帳簿の締切や設問2でよく出る固定資産・特殊商品販売などの帳簿の締切は全く歯が立ちませんでした。

工業簿記ですが、製造間接費がよく分かりませんでした。そのため以降の製造間接費差異分析はいつまでたっても正解することができませんでした。

過去問ですが、何回か挑戦しました。解ける問題もありましたが、解けない問題も多かったです。また解けない問題については、どの箇所がどういう理由で解けないのかを把握できず、暗記になっていたのではないか、今、振り返るとそう思います。

そういった中で、第124回の第3問、[資料Ⅱ]の5を解いたのですが、全く分からず、学習が止まってしまいました。

ちなみに上記の資料は、社債発行額面総額が不明であり、1口当たりの払込額、償還期間(月数)、決算日までの経過期間(月数)、決算整理前残高試算表の社債残高から額面総額を算出するという、私にとっては意地悪な問題です。

本試験も3回ほど受けたかと思いますが、当然不合格でした。

また、この時期、プライベートな事情もあり、いつしか簿記の学習から離れていってしまいました。

4.簿記1級

簿記学習から離れて3年ほどが過ぎ、ふとしたことからこう思いました。

「このまま簿記、税理士に挑戦しないまま、この世を去るとき、とても後悔するだろうな。本当に止むを得ない理由があるのならともかく、だらだらと止めていたら、悔やんでも悔やみきれないだろう。」

そう思うと、このまま停滞していることに恐怖感を覚え、簿記学習を再開することにしました。

ただ、そうは言っても、過去のテキストをもう一度開く気にもなれず、2級過去問をはじめる実力もなく、どうしようかと思っていました。これもふとしたことからですが、2級を飛ばして、1級に挑戦してみようと思いました。そう思ったのも、過去のFP試験の経験から来ているのかもしれません。というのも、AFPは基本レベルで暗記学習が多く、CFPは最上級で難易度も高いが、各論点は深く掘り下げられており地道に取り組めばクリア可能であると思っていたからです。ちなみにこの発想では簿記1級には全く対応ができないことが後から判明します。

平成24年5月頃、何か良い学習方法はないかとネットで調べていたところ、「実証!独学簿記1級合格までの勉強時間と総費用」というブログを見つけ、その学習方法を真似て、サクッとシリーズを購入し学習を再開しました。

1級学習を開始したのですが、やはり難易度がとても高く、なかなか継続には至りませんでした。

そのような折、ネットでたまたま、柴山政行先生の簿記1級講座を見かけました。内容は2級を飛ばして一気に半年で1級合格という、当時の私にとってはとても魅力的な内容であり、教材を購入し学習を始めました。

その時はさすがに切迫感があったのでしょう、日々通勤途中での学習は継続できました。幸い私の場合、電車の中で座ることができるので、1日約1時間弱の学習を継続できました。土曜日は疲労で学習できず、日曜日に多くて3時間、少ないときは30分というペースでした。

継続はしたものの、やはり1級の難易度が高いことや基礎力不足から、各テーマ・過去問を学習した時は、正解にたどりつけるが、次に解いたときには全くできないという状況でした。なお、そもそも何を言っているのか分からないテーマ・過去問のほうが多かったのは言わずもがなです。

本試験は、第134回と第135回を受験しました。第134回は37点、(商10点、会・工・原、各9点)第135会は38点、(商4点、会11点、工7点、原16点)という結果でした。

また1級学習の過程で、2級過去問を見ることがありましたが、よく分かりませんでした。ここで、1級を受験するのに、2級の過去問がほとんど分からないという現実をようやく直視するようになり、2級過去問の学習に戻りました。

5.簿記革命との出会い

2級過去問を再開したのですが、なかなかはかどらない状況が続きました。

たまたまネットで未着品を調べたところ、「暗記不要の簿記独学講座」にたどり着きました。とても興味深く各テーマを拝見しました。またブログの中で平野様がおっしゃっていることにも賛同できることが多くありました。「簿記は暗記ではなく、取引の内容をイメージし、それに合った経理処理の筋道を理解する」、「目指す級よりも下の級の内容は全て基礎知識として前提となる」。私なりの解釈ですが、こういった平野様のポリシーに頷くことが多く、簿記革命2級を購入しました。

6.簿記革命2級の学習

平成25年12月から簿記革命2級の学習を開始しました。簿記革命は、①テキスト、②問題、③解答の固まりでまとまっています。私はこれをテーマ毎にまとめ直しました。例えば、①現金のテキスト、②現金の問題、③現金の解答と並べていき、半分の半分に折ったA4コピー用紙を右横から挟み込んでまとめる、という具合です。

通勤途中(約1時間弱)で毎日学習しました。土曜日は休むことが多く、日曜日は多くて約3時間、少なくて約30分といったところです。

当日学習したテーマを翌日必ず復習することは徹底しました。テーマごとの出来の良し悪しに関わらずです。総合問題は本支店会計などのボリュームがあるテーマは3度以上繰り返しました。テキストは4月21日に終了しました。

過去問は第135回から始め、因縁の第124回まで最低でも2回は学習しました。最後に第136回を腕試しに解き、80点台前半の得点でした。過去問は試験日直前の6月7日までかかりました。過去13回分を2回ですので、累計26回分の過去問を学習したことになります。

7.学習方法の振り返り

私の場合、通勤途中の学習だけは止めることがないように心掛けました。他にも外出時の移動時間も学習するようにしました。また、診療での待ち時間などもできるだけ学習に当てました。出勤前の早朝学習や帰宅前の喫茶店立ち寄り学習などができることもありましたが、あまり長続きしませんでした。

週末は、家庭の行事や雑事、体調不良・疲労などで思ったより学習には当てることができませんでした。

こう考えると、他に何もすることはないのだが、外などでゆったりと休養を取るわけにもいかないという時間を学習にあててきたように感じます。

合格までの期間は約半年と、比較的長めです。無理せず自分にあったペースで学習できる一方、期間が長いため、様々な理由により途中で止めてしまうリスクは高いです。

8.第137回結果と試験当日の印象

第137回2級試験結果。合計:86点、設問1:12点、設問2:18点、設問3;16点、設問4:20点、設問5:20点。無事合格できました。

設問3で出てきた「11ヶ月分の見込み減価償却」の処理はミスをしてしまい、試験会場を出る直前に気付きました。今までの簿記学習でこれほど悔しい思いをしたことはありませんでした。見方を変えると、そこまで真剣に学習してこなかった、今回初めて真剣に挑んだとも言えます。

その他のミスにも気付き、合格証書が届くまで悶々としていましたが、これでやっと一安心できました。所要時間1時間強で90点台半ば以上と目論んでいたのですが、やはり現実は厳しいですね、少し欲張りすぎました。

試験当日の印象を申し上げたいと思います。10代後半から20代の若い受験者がとても多い。私は現在46歳ですが、私がその年代の頃、このような難易度の高い資格試験など受けませんでした。世間では色々と言われていますが、日本の若者、まだまだ捨てたものではない、頑張っている若者も多い、と教えられました。

~合格体験記を書く途中、アメブロで平野様のプロフィールを改めて見ました。

平野様も(私と比べれば)大変お若いですね。本当に身が引き締まる思いが致します。

9.簿記学習・試験の難易度に関する所見と今後の個人的な目標

簿記学習・試験の難易度について所見を申し上げます。

世間では、簿記3級は入門レベル、簿記2級は基礎教養レベルと言われているようですが、とんでもない誤解、若しくは過小評価であると思います。

簿記3級でも十分難しいですし、2級もかなりの難易度であると思います。私は、学習初期の段階で世間での評判と実際の難易度のギャップに悩みましたが、学習を進めていく過程で、世間の評判は必ずしも正しくはないと思い至るようになりました。

当初、「基礎知識レベルの2級でこんなに手こずる自分は能力が根本的に不足しているのではないだろうか」と思いましたが、学習を進めているうち、「2級は基礎レベルという世間の評価がそもそも間違っていて、2級の難易度はやはり高い。2級合格に向けて日々学習を続ける努力自体が尊いことであり、また2級でもこれほどの難易度を課す日本の簿記・会計レベルは相当高い」と思い至るようになりました。(少々オーバーですが)

今後の個人的な目標ですが、当面日商簿記1級を目指します。1級合格後は、税理士試験にも挑みます。またその後は、私が悩んだ箇所などについて、何らかの形で情報発信できればと考えております。

以上、長文となりましたが、これまでの私の簿記学習過程を振り返ってみました。

平野様にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。改めてお礼申し上げます。

平野様は、簿記革命1級をご準備されているとのこと。私もぜひ拝見してみたいのですが、今は手持ちのテキストで1級学習を進めていきます。

ご苦労も多いかと思いますが、全国の簿記学習者のためにご尽力頂ければと思います。

最後となりましたが、2級合格までの手厚いご支援にお礼申し上げます。ありがとうございました。

平成26年8月2日
Y.S様

本当にありがとうございます

以上、Y.S様からの合格体験記です。

私が【簿記革命】を始めようと思ったのは、「一生懸命がんばって簿記の勉強をされているにも関わらず、思うような結果が出ずに悩んでいらっしゃる方のお役に立ちたかったから」です。

お役に立てて本当に嬉しいです。私と簿記革命を信じてがんばっていただけて、私の方こそ感謝の気持ちでいっぱいです。私自身が簿記2級に合格したときの何百倍も嬉しかったです。

【簿記革命1級】を製作中、肉体的に大変だったこともあったのですが、そんなときは「私よりもご年配のY.S様があんなにがんばられていたのに、私が根を上げるわけには行かない」、そう思うと本当に力が沸いてきました。頂いた合格体験記に本当に励まされました。励まされ続けました。何度も読ませていただいています。

本当にありがとうございました。

 

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