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【簿記】有形固定資産とは何かわかりやすく解説

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  • 簿記を勉強しているといろいろな有形固定資産が出てくるんだけど……
  • 減価償却する資産と減価償却しない資産の違いが分からない
  • 有形固定資産について教えて!

有形固定資産は簿記3級でも出てきますが、簿記2級になって勘定科目が増えるので苦手にしてしまう方が非常に多いです。

私は簿記通信講座を2012年から運営してきて数百名の合格者をこれまでに送り出させていただきました。もちろん有形固定資産についても熟知しています。

この記事で有形固定資産について解説します。

この記事を読めば有形固定資産についてより深く理解できるので、簿記2級の試験で有形固定資産に関する問題が出題されても自信を持って解答することができます。

結論を言うと、有形固定資産とは形のある固定資産のことです。有形固定資産は減価償却しなければならない減価償却資産と減価償却しない非減価償却資産に分けられます。

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有形固定資産:形のある固定資産

有形固定資産は簿記3級で学習した固定資産と同じものです。簿記3級では有形固定資産しか固定資産は出てこないので「有形固定資産=固定資産」と考えても問題ありませんでした。

しかし、簿記2級では無形固定資産なども出てくるので「有形固定資産=固定資産」と言ってしまうと問題があります。そこで、有形固定資産という言い方をします。

有形固定資産の内容自体は簿記3級で学習した固定資産と同じものです。

減価償却資産:減価償却しなければならない資産

有形固定資産には減価償却しなければならないものと減価償却をしないものがあります。減価償却しなければならないものを減価償却資産と言います。

減価償却資産の勘定科目

企業が営業活動のために使用する減価償却資産には次のものがあります。

  • 建物(簿記3級で学習済):営業用の店舗や事務所、工場や倉庫など
  • 備品(簿記3級で学習済):営業用の机、イス、パソコンなど
  • 車両運搬具(簿記3級で学習済):営業車やトラックなど
  • 機械(簿記2級):工作装置やベルトコンベアーなど
  • 構築物(簿記2級):塀や壁など

減価償却資産は使用することで古くなって価値が減っていきます。価値が減った分を決算時に費用として計上することを減価償却といいます。

非減価償却資産:減価償却しない資産

有形固定資産には減価償却しなければならないものと減価償却をしないものがあります。減価償却しないものを非減価償却資産と言います。

減価償却資産の勘定科目

企業が営業活動のために使用する非減価償却資産には次のものがあります。

  • 土地(簿記3級で学習済):敷地や駐車場など
  • 建設仮勘定(簿記2級):建設中の建物に支出した金額を建物が完成するまでに計上しておく一時的な勘定

土地は使っても価値が減ることはありません。

価格変動はありえますが、減価償却とは無関係です。

建設仮勘定は未完成の建物であるため使うことができません。よって土地と建設仮勘定は減価償却は行いません

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【まとめ】有形固定資産:形のある固定資産

有形固定資産とは形のある固定資産のことです。有形固定資産は減価償却しなければならない減価償却資産と減価償却しない非減価償却資産に分けられます。

企業が営業活動のために使用する減価償却資産には次のものがあります。

  • 建物(簿記3級で学習済):営業用の店舗や事務所、工場や倉庫など
  • 備品(簿記3級で学習済):営業用の机、イス、パソコンなど
  • 車両運搬具(簿記3級で学習済):営業車やトラックなど
  • 機械(簿記2級):工作装置やベルトコンベアーなど
  • 構築物(簿記2級):塀や壁など

企業が営業活動のために使用する非減価償却資産には次のものがあります。

  • 土地(簿記3級で学習済):敷地や駐車場など
  • 建設仮勘定(簿記2級):建設中の建物に支出した金額を建物が完成するまでに計上しておく一時的な勘定
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