有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのか

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。資産は貨幣性資産と非貨幣性資産に分類できます。この記事では有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのかについてお伝えします。

貨幣性資産

貨幣性資産は現金、売掛金、受取手形など、投資の回収が終わった段階にある資産です。現金は「現金→商品→現金」という形で循環していきますが、そのうち「商品→現金」の部分にある資産が貨幣性資産だと言えます。

貨幣性資産は、投資の回収が終わった段階にある資産なので、次の投資や支払手段として使えるという特徴があります。

また、貨幣性資産は額面どおりの価値があると見ることができる資産という特徴もあります(現金は当然として、売掛金や受取手形もほぼ金額どおりの価値があると考えられます)。

非貨幣性資産

非貨幣性資産は商品、建物、備品など、現在投資されている状態の資産です。現金は「現金→商品→現金」という形で循環していきますが、そのうち「現金→商品」の部分にある資産が非貨幣性資産だと言えます。

非貨幣性資産は、現在投資中の資産なので、そのまま投資や支払手段としては使えないという特徴があります。

また、非貨幣性資産は額面どおりの価値があるとは限らないという特徴もあります(建物や備品など、帳簿価額どおりの価値があると見ることはできません)。

有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのか

簿記1級の会計学などで引っかかりやすい問題に「有価証券は貨幣性資産と非貨幣性資産のどっちなのか」という問題があります。有価証券は換金性が高いので貨幣性資産だ答えてしまう簿記受験生も多くいます。

結論から言えば、有価証券は非貨幣性資産に分類されます。有価証券は一般的に「そのまま投資には回せない」「支払手段として使えない」「額面どおりの価値があるとは限らない(市場価格は常に変動している)」という非貨幣性資産の特徴があるからです。

このように会計学を勉強するときは、言葉(貨幣性資産・非貨幣性資産)の定義や特徴などを意識しながら内容(有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのか)を考えていくことが大切です。

ただ結論(有価証券は非貨幣性資産である)だけを覚えても、すぐに忘れてしまいますし応用もきかなくなってしまいます

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