有価証券は貨幣性資産なのか費用性資産なのか

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのかでは資産を貨幣性資産と非貨幣性資産に分類しましたが、貨幣性資産と費用性資産にも分類できます。

この記事では有価証券は貨幣性資産なのか費用性資産なのかについてお伝えします。

貨幣性資産

将来費用とならず、現金になる資産を貨幣性資産と言います。受取手形や売掛金などは将来費用にはならず、現金になります。

貸倒れれば貸倒損失という費用になるという考え方もありますが、これを言ってしまうと「現金もなくしてしまえば雑損という費用になる」という理屈も通ってしまい、全ての資産が費用となることになってしまいます。

費用性資産

将来にわたって費用となっていく資産を費用性資産と言います。取得原価が期間配分されていく「建物」や「備品」などが費用性資産の代表例です(建物や備品は減価償却によって徐々に費用になっていきます)。

有価証券は貨幣性資産なのか費用性資産なのか

簿記1級の会計学などで引っかかりやすい問題に「有価証券は貨幣性資産と費用性資産のどっちなのか」という問題があります。

結論から言えば、有価証券は貨幣性資産に分類されます。有価証券は現金になるという貨幣性資産の特徴があるからです。

有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのかでは、有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのかという記事で「有価証券は非貨幣性資産である」とお伝えしました。

しかしこの記事では「有価証券は貨幣性資産である」という結論になっています。非常に紛らわしい結果になっています。

「有価証券は貨幣性資産なのか」という問題が出題された場合、これは答えようがありません。そうであるとも言えるし、そうでないとも言えるからです。

  • 「有価証券は貨幣性資産なのか非貨幣性資産なのか」と問われれば非貨幣性資産が正解
  • 「有価証券は貨幣性資産なのか費用性資産なのか」と問われれば貨幣性資産が正解

このように整理して理解しておくことが大切です。結論(有価証券は貨幣性資産である)だけを覚える勉強は全く意味がない場合もあるので、注意が必要です。

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