減価償却

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こんにちは、簿記合格請負人の平野です。この記事では減価償却について解説します。まずは減価償却のイメージをつかみましょう。

減価償却とは…

減価償却とは一体何でしょうか。漢字を分解して考えてみると『減った価値を償(つぐな)って却(しりぞ)ける』と読めます。つまり、減価償却とは『減った価値に見合った分をなくすこと』です。どういうことなのか考えてみましょう。

例えば、5年間使えるパソコンを10万円で買ったとします。簡単に考えるために、5年後の価値は0円だとします。また、『毎年一定の金額が』減っていくとします(定額法)。今年の1年間で減った(使った)価値はいくらでしょう。

5年間で10万円分を使うことになるので、今年1年では、10万円÷5年間=2万円です。この2万円が今年1年間で使った価値ということになります。

この減った価値2万円をパソコン(備品)の帳簿価額から減らすことが減価償却です。この2万円は今年1年間で使ったので、費用と考えます。つまり、この2万円を決算時に帳簿価額から減らし、同額を費用として計上するのです。

ちなみに、使える期間(この例では5年間)のことを耐用年数といいます。計算式としては、「取得原価÷耐用年数=年間の減価償却費」となります。

式を暗記しようとするのではなく、式の意味をきちんと理解して自力でこの式を立てられるようにするという意識を持つことが重要です。

減価償却のイメージ

先ほどの例をイメージで表すと次のようになります。

減価償却

ただ、試験中にこのような図をくと時間がかかります。そこで、右のような数直線で考えることをお勧めします。

減価償却

これだけでも1年間の減価償却費が2万円だとイメージできます。慣れてくれば頭の中だけで考えられるようになります。

ちなみに、減価償却には毎年一定の金額が減っていく定額法と言われる方法以外にもいくつかありますが、それらは簿記2級以降で学習する内容なので、ここでは省略します。

≫簿記2級で学習する減価償却については減価償却費の計算(定率法)減価償却費の計算(生産高比例法)をご覧ください。

減価償却を行う固定資産

基本的に減価償却は固定資産に対して行いますが、全ての固定資産に対して減価償却を行うわけではありません。価値が減らない固定資産は減価償却の必要はないのです。

では価値が減らない固定資産とは何でしょうか。答えは「土地」となります。土地は何年経っても価値は減りません(価格変動はありますが、これは減価償却とは無関係です)。価値が減らないということは減価しないということなので、減価償却は必要ありません。

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“減価償却” への2件のフィードバック

  1. ねこパンチ☆ より:

    今は減価償却の勉強をしているので原点回帰できた気持ちですね(‐^▽^‐)

    私事ですが会計学はリース会計、原計は相変わらず意思決定の克服です!!

    • dokuboki より:

      減価償却の勉強中でしたか。タイムリーな記事が書けてよかったです。

      リース会計と意思決定の勉強がんばってください。応援しています。

      私のブログは簿記3級がメインの内容なので、ねこパンチ☆さんにとっては物足りない内容かもしれませんが、満足できる内容の記事が書けるようがんばります。

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