日商簿記3級おすすめの過去問題集と合格するための使い方

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日商簿記3級の過去問題集は色々な出版社から出題されています。過去問題そのものはどれを買っても同じなのですが、どれを買ったらいいのか迷っているのではないでしょうか。また、過去問をどうやって使ったら日商簿記3級に合格できるのか知りたいのではないでしょうか。

本日はおすすめの日商簿記3級の過去問題集と合格するための過去問の使い方についてお伝えします。

販売されている日商簿記3級過去問題集

日商簿記3級の過去問題集は次のようなものが販売されています。

  • 出題パターンと解き方(ネットスクール)
  • 合格するための過去問題集(TAC出版)
  • 日商簿記3級過去問題集(大原簿記学校)

それぞれの特徴は次のとおりです。ちなみに価格は全て同じで¥1,728(税込)です。

出題パターンと解き方(ネットスクール)

「出題パターンと解き方」の特長は次の3つです。

  • 収録回数が17回と最も多い
  • 「たて解き」「よこ解き」という独自の工夫がされている
  • 確保できる勉強時間や苦手な論点別に使い方が示されている

収録回数が17回と最も多い

「出題パターンと解き方」の特長は何と言っても「過去17回分」という収録回数の多さです。しっかりと過去問を解いて練習する場合には最適です。

また、収録回数が多いと最も古い問題を今のルールで解いても正解になるのか疑問に思う人もいるかもしれませんが、最新の会計基準に対応しているので、過去の問題であっても現在のルールで正解になるようになっています。

「たて解き」「よこ解き」という独自の工夫がされている

「出題パターンと解き方」では「1回分ごとに解いていくたて解き」と「大問ごとに解いていく(例えば大問1だけを連続して解いていく)よこ解き」という2種類の解き方ができるようになっています。

こういった過去問の使い方をする予定の人は「出題パターンと解き方」がお勧めです。

確保できる勉強時間や苦手な論点別に使い方が示されている

「出題パターンと解き方」では過去問を解くために確保できる時間別に使い方が示されていたり、苦手な大問がある場合の過去問の使い方が示されていたりしています。

書かれているとおりにやれば必ず点数が上がるとは言えませんが、一つの指針としては役に立つと思います。

合格するための過去問題集(TAC出版)

「合格するための過去問題集」の特長は次の2つです。

  • 大問ごとの攻略法が示されている
  • 解説は最も詳しい

大問ごとの攻略法が示されている

「合格するための過去問題集」では大問ごとの攻略法が示されています。書かれているとおりにやれば必ず点数が上がるとは言えませんが、一つの指針としては役に立つと思います。

解説は最も詳しい

人によって意見は分かれるかと思いますが、個人的には最も解説が詳しいと思います。

日商簿記3級過去問題集(大原簿記学校)

「日商簿記3級過去問題集」の特長は次のとおりです。

  • 最新の問題と解答集が無料で送ってもらえる

最新の問題と解答集が無料で送ってもらえる

早い時期から過去問題集を使いたい場合、直前の問題が収録された過去問の発売前に買いたい場合もあると思います。その場合、最新の1回分が手に入らなくなってしまうことになります。このときに便利なのがこのサービスです。

【勉強法別】お勧めの過去問題集

日商簿記3級の過去問の使い方としては大きくは次の2つの方法があります。

  • しっかりと簿記を理解して身につけて過去問で総仕上げ
  • 最初から過去問を使って勉強して合格点を取りにいく

これらの勉強方法別に適切な過去問と使い方をお伝えします。

過去問で総仕上げする場合

「勉強時間をしっかりととり、テキストと問題集でしっかりと実力をつけたあとに過去問で総仕上げを行う」というスタイルです。「日商簿記2級以上を最終目標に日商簿記3級を勉強している人」や「簿記をしっかりと理解して身につけたい人」はこの勉強方法で勉強する必要があります。

この勉強方法に最適なのが「出題パターンと解き方(ネットスクール)」です。理由は次の2つです。

  • 収録回数が多いので、たくさんの練習ができるから
  • 解説はほとんど必要ないから

収録回数が多いので、たくさんの練習ができる

最終的な総仕上げとして過去問を解く場合、理想的には「過去10回分を3回繰り返す」ことをお勧めします。なので、17回という分量の問題数は必要ないと言えます。

しかし、勉強がはかどって全てやるべきことが試験日よりも前に終わってしまった場合、さらに過去にさかのぼって過去問を解くことができます。こういったことを考えると収録回数が多いのは魅力的です。

解説はほとんど必要ない

過去問を解く前にしっかりと実力をつけているので、過去問といえども解説はほとんど必要ありません。間違ってしまってもすぐに理由は分かるはずです。なので詳しい解説は必要ありません。

こういったことを踏まえると「出題パターンと解き方(ネットスクール)」がお勧めです。

最初から過去問を解く場合

最初から過去問を使って勉強するスタイルです。この勉強方法は「日商簿記3級が最終目標の級の人」「試験が終わった後は全て忘れても構わない人」にしかお勧めできませんが、最も短時間に日商簿記3級で合格点に到達できる勉強法だと言えます。

この勉強方法に最適なのが「合格するための過去問題集(TAC出版)」です。理由は次のとおりです。

  • 解説が最も詳しいから

解説が最も詳しいから

最初から過去問題集を解いていく方法の場合、解説が詳しくないと全く理解できない可能性があります。こうなってしまうと全く力がつかないので、解説の詳しさは必須です。

こういったことを踏まえると「合格するための過去問題集(TAC出版)」がお勧めです。

【勉強法別】過去問の使い方

勉強法別の過去問の使い方についてお伝えします。

過去問で総仕上げ

過去問で総仕上げする場合、次のようなスケジュールで過去問を解いていくことをお勧めします。

  • 試験日の約2週間前に解き始める(現在に近い方から平日毎日1回分ずつ)
  • 1回目の翌日に2回目を解く
  • 2回目の1週間後に3回目を解く

この解き方だと直近5回分を3回繰り返し、それより前の5回分が2回繰り返すことになります。過去問を解き始める前の勉強がきちんとできていると1回目から合格点は取れるはずです。

最初から過去問

最初から過去問を解く場合、遅くとも試験日の1ヶ月前から過去問を解いていきます。そして、平日1日1回分を目安に「解く→答え合わせ→間違えた理由と解き方の確認→もういちど解く」という勉強をしていきます。

この勉強法の場合、会計処理を根本から理解することは不可能なので、「こう問われたらこう答える」という形で一つずつ頭に入れていくことになります。

そして、試験日2週間前になったら「過去問で総仕上げ」と同じ形で過去問を繰り返していきます。

  • 試験日の約2週間前に解き始める(現在に近い方から平日毎日1回分ずつ)
  • 2回目の翌日に3回目を解く
  • 3回目の1週間後に4回目を解く

日商簿記3級の試験は毎回出題パターンがほぼ変わらないので、試験問題の傾向に慣れていくことで合格点に届く形になっていると思います。

ただ、この勉強法は試験後に簿記の理解は全く残らないので、日商簿記3級が最終目標で、試験が終わったら全て忘れても構わないという人だけにしかお勧めしません。

おまけ:過去問を無料で取得する方法

過去問は、著作権の関係から、無料で入手することは原則としてできません。ですが、大原簿記学校が直近1回分だけ過去問題を解答・解説・解答用紙とともに無料で配布されています。

また、解答用紙についてはTAC出版書籍販売サイトで無料ダウンロードができますので、何度でも挑戦することができます。

まとめ

日商簿記3級の過去問題集はいくつか販売されていますが、お勧めは次の通りです。

  • しっかりと簿記を理解して身につけて過去問で総仕上げするスタイル:出題パターンと解き方(ネットスクール)
  • 最初から過去問を使って勉強して合格点を取りにいくスタイル:合格するための過去問題集(TAC出版)

過去問を効果的に使って日商簿記3級の合格を勝ち取りましょう。

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